ゆく人くる人

かねてから噂されていたLuis Suarezの移籍についてクラブ間合意に達しました。

移籍金は約2,280万ポンドだそうで、あとは個人との契約とメディカルチェックを残すのみ。
双方とも恐らく問題が生じることは無いでしょうから、恐らく明日あたりにはLiverpoolのユニフォームを手にする彼の姿を目にすることが出来るでしょう。


さてこのSuarezですが、11月のPSV戦で相手の左肩に噛みついて7試合出場停止となっていました。
実戦から2か月遠ざかっていますから試合勘は多少鈍っているでしょうネ。そしてそんな最中にPremier Leagueに来るわけですからしばらくは苦労するんじゃないでしょうか？

…しかしAjaxキャプテンが冷静さを失って相手に噛みつく。
しかもその事件が起こったキッカケはAjax選手が遅いタックルに行って退場処分を食らった直後でしたからネ(汗)
この気性の荒さが災いとならないことを願います。

そして、こちらはある意味Suarez以上にビッグニュース。

LiverpoolがChelseaからの3,500万ポンドのオファーを断った後に、Torresが移籍要求を書面で提出したとのこと。
これはメディアなどの噂ではなく、公式サイトでのアナウンスです。

どういう理由でこういうアクションを起こしたのか…彼の心意は掴みかねます。
しかもクラブが新体制となって、これから上を目指して行こうという雰囲気になったばかりなのに…。

残念なのはファンからもクラブからも愛され、忠誠を誓ってくれた選手がクラブに愛想を尽かして去る決意をしてしまうこと。
これが、かつては誰もが憧れたLiverpoolというクラブの現実なのでしょう。

どうしてそうなってしまったのか。そして今後クラブはどういう対応をしていくのか。


ただ彼が出て行きたいというのなら出て行けば良いし、それを止める理由はありません。
Liverpoolであることに意義を見失った選手がLiverpoolにいる必要は無いし、その選手を引き留めたところで誰も幸せにはならないでしょう。

そして僕が応援するのはクラブであり、クラブに忠誠を尽くすスタッフや選手たちです。