広いエリアを

まずはBenayounのコメント。
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自分たちのせいで2ゴール差を付けられてしまい本当にガッカリしていましたよ。試合ではとても良いスタートを切りましたし、最初の10～15分までは良かったですからネ。
それから我々はゴールを与えてしまい、少しコントロールできなくなりましたが、そこから盛り返す強い精神力を見せました。

2ゴール差を付けられた後でも、ゲームオーバーだと考えませんでした。特に今シーズンはこういった経験をしてきましたからネ。
ですが後半、僕たちはしっかり頭を使ったプレーが出来ませんでした。点は獲ったものの充分に広いエリアを使えませんでしたネ。

こういった試合に限らず、どの試合でもチームにとってキャプテンがいることがどれだけ重要か分かっています。
彼はまた強い精神力を見せ、彼が前へ上がる時は残りの選手も上がるんです。これが彼が世界最高のミッドフィルダーだと言われる理由ですよ。

僕たちはみんな彼がHullを相手に挙げたゴールに感謝していますよ。あれが僕らを試合に引き戻してくれたんですからネ。
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Hull戦は前半こそかなりオープンな戦いとなったものの、後半はさすがのHullも守備を固めざるを得ませんでしたネ。
そうなると課題となる「相手の崩し」ですが、Benayounの言うとおりピッチ全体を使っていくやり方が良いと思いますネ。

ただHull戦については結果にこそ繋がらなかったものの、Benayounが指摘するほど使えていない印象は持ちませんでしたネー。
左のDossenaは何度もオーバーラップしてチャンスを作っていましたしネ。

昨シーズンはショートパスで強引に中央から崩そうとしていたことを考えると、今シーズンはかなり改善されたと思います。
逆に中央のMascheranoかAlonsoがもう少し前に顔を出しても良いくらいと思って見ていましたが(汗)
強いて言うなら、サイドを個人技で突破して相手を崩せる選手が欲しいくらいですかネェ。

Liverpoolはツイている

ビッグ4が全てお付き合いしてくれたお陰で何とか首位はキープしました。
Liverpool、ツイているかもしれません(笑)

しかし、Hull戦の2失点はイマイチでしたネー。
McShaneの交代は、Liverpoolにとって幸いでした。彼の交代が無ければMendyのポジションを下げずに済んだでしょうから、もっと左サイドでチャンスを作られたはずです。
そういう意味でもLiverpoolはツイていました(笑)
次のArsenal戦で再びDossenaを起用するのかにも注目したいですネ。

自殺点を献上したCarragherが顔を紅潮させて、ボールを蹴り上げるシーンも印象的でした。
相当頭に来たんでしょうネ(汗)


一方、右サイドに入ったBenayounはゴール前では面白い存在だったと思います。彼のテクニックはやはりLiverpoolにとって貴重ですし、ここぞという場面で必ず力となってくれると思います。
Torresが復帰するまではKuytの1トップ起用が濃厚ですから、彼の出場機会は増えると思います。しっかりアピールしてもらいたいですネ。

以下Hull戦後のBenitezのコメント。
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我々は試合を盛り返す精神力を見せ、良いゴールを決めました。
ですが、我々はラストパスをしっかり出すことが出来ず、試合はとてもオープンなものになりましたネ。

試合は少し殺気立ちすぎていましたし、こういう試合ではもっと物事をコントロールできなければなりません。
最初の数分は本当に満足していましたが、2ゴール許し、その後はみんな少し神経質になってしまいました。

先制点を決めれば大きな違いを生み出すことができますが、2ゴール差を付けられた時のチームの反応はとても良かったですネ。

彼らはカウンターアタックを使って我々に脅威を与えていました。このようなチームは組織的に動いて、こういうプレーを仕掛けてくると我々は分かっています。
我々はたくさんのミスを犯しました。勝たなければならない試合ですよ。我々はがっかりしていますが、何も変えることはできないんです。
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vs Hull City

凄い試合でしたネ。Hullは強いですネー(汗)
前半からプレッシャーの掛け合い、奪ったら奪い返す。ホント面白い試合でした。こりゃArsenalも勝てないワケだ(汗)

与えてはいけない先制点、そして追加点を食らった時はかなり焦りましたが、直後のGerrardの2得点で追い付いてくれました。Hullが一歩も引かないこともあって、前半のうちに逆転の可能性も十分あったんですが…。
スピードのあるMendyがDFラインに下がったのは助かりました。Dossenaが全く彼についていけてませんでしたからネ(涙)
オフェンスはかなり良くなってきているんですが、相変わらずディフェンスはダメですネ。

Liverpoolが優勝するには

まずはBenitezのコメント。
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私たちがリーグを優勝するためには、ChelseaやUnitedやArsenalに今シーズンを台無しにしてもらう必要があります。
3チームが揃って失敗することは非常に稀なことですから、我々の直接の敵が失敗するのを待っているというのは無駄なことですよ。ありえませんから。
彼らには我々より素晴らしい資金力があります。

私からすればValenciaとLiverpoolは似ていると思います。優勝するためには我々より大きなチームに悪い状態になってもらわなければなりません。
ValenciaでLa Ligaを制した時は、そういうことが起こったんです。Real MadridとBarcelonaは変革期でしたから、余計に楽だったんです。
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少なくともChelseaとArsenalは昨シーズンまでとは違う状態ですよネ。彼らを上回るチャンスがあるかも知れません。
残るはUnitedだけ？(笑)

そしてまたさりげなく補強費の話を出してきましたネ(笑)
資金的に苦しいことは十分理解していると思いますし、Keaneの獲得はフロントからすればスゴイ決断だったような気がしますが(汗)
無い物ねだりをしても仕方が無いので、持っている戦力で頑張るしか無いですネ。それでダメなら仕方ないです。
もうすぐ1月になりますが、このタイミングで誰か補強することになるのでしょうか？

地元のヤツは違う

まずは地元の大先輩Carragherのコメント。
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大変ですネ。今は自分がデビューしたときより大変ですよ。Liverpoolはいいチームになりましたからネ。
僕たちはヨーロッパでも最高のチームだと考えられていますし、それはチーム入りしようと狙う若い選手たちにとってとても難しくしているんです。
それは彼らが直面している挑戦なわけですから、PSV戦に出場できたことは良かったですネ。

誤解しないでもらいたいのですが、彼らが出場する前に勝利は決まっていたでしょう。ですが彼らはどんな場面でも物怖じせず、非常に良いプレーをしていました。
Champions LeagueでLiverpoolのためにプレーすることは、これから先の人生で記憶に残るものです。

Jayは試合後37件のメールをもらったと言っていました。それはどれだけ彼の家族や友人が喜んでいたかを表すものですし、自分たちにも言えることですネ。僕たちはみんな彼らのことを喜んでいますよ。

誰かを貶すつもりはないのですが、昇格した地元の若いヤツならクラブのために少し特別な感情を持つものです。
外国人選手を批判するわけではありませんが、クラブは地元出身選手にとって重要なものですし、毎日のトレーニングの中で若い選手の中にそういった感情を感じることができるんです。
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写真でもお分かりのようにまだまだあどけなさの残る顔。
特にSpearingなんて小学生っぽいですよネ(爆)
思えばGerrardたちもデビュー当時はこんな感じでしたネー。それがいつの間にやらシワが増えてしまって(笑)

Carragherの言うように、地元出身の選手とそうでない選手とはクラブに賭ける想いが違う気がしますネ。
そういうわずかな違いが、最後のひと踏ん張りに繋がるのかも知れませんネ。

いずれにせよ、彼らには未来のLiverpoolを支える選手になってもらいたいですネ。そしてGerrardやCarragherの後を引き継ぐような選手になってもらいたいです。

恐れることはありません、Carragher大先輩は今でこそ欠かせない存在となりましたが、昔は足を引っ張りまくってましたから(爆)