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20120901_vsHearts.jpg妄想を述べて申し訳ないのですが、今日の試合はスッキリ勝ってもらいたかったですネー。


この試合ではMorganが右WGとして先発出場。
今夏の補強ではCarrollを放出して代役となるFWの補強をしなかったのですから、彼には頑張ってもらわなければなりません。Europa Leagueを抱えるチームの戦力とは到底思えません。本当にヤバイです。
そして今一番ホットな(苦笑)Downingの左SB。あとはHendersonの左WGも注目でしょうか。
それにしても今シーズンから物凄くチームが若返っていますネ。


結果は1-1のドローで、辛くも逃げ切ったというのが正直なところでしょう。
勝つしかないHeartsはアウェイでも積極的で、Liverpoolのこともよく研究していたと感じました。
ボールを1タッチ、2タッチで回すLiverpoolに対して前線から素早いチェックを入れ、Reinaにボールが下がった時にどこにボールが出るかを瞬時に判断しチェックに行っていました。
Liverpoolもそれに対抗すべくかなり頑張っていましたが、多少減退させられている印象は残りましたネ。

左SBのダウニングはオーバーラップの鋭さが目立ちましたネ…というかそれが無ければそこに入る価値は無いのですが(笑)
何度も相手のスペースを突いてボールを受けてクロスを入れるなど相手を混乱させていたのは良かったと思いますネ。ただそのクロスから決定的なチャンスというのは生まれずじまい。このあたりが伴って来ると相当な武器となるでしょう。
守備面に関してもDowningの裏はAllenなりCarragherがしっかりとカバーしてくれていてピンチに直結するような場面もなし。相手次第で積極的に活用して良いでしょうネ。
 

Morganの公式戦初ゴールは幻のものとなりましたが、この一連の流れは非常に素晴らしかったと感じます。

まずReinaがハーフウェーラインまで下がって来たSuarezにパスを送り、SuarezがダイレクトにKellyにはたく。
ドリブルをしながら中を伺うKellyですが、良い状況でないと判断してドリブルを止め、すぐ脇にまで上がって来たSuarezにボールを預ける。
その間に中央にいたHendersonはニアサイドに流れ、Morganはファーサイドへポジションを移す。Suarezは前に入ったHendersonにボールを預けて縦に走りボールを受け直す。その動きに反応したShelveyが相手DFを引き連れてニアに走り込む。
相手の寄せに合いながらもSuarezが折り返した先に待っていたのは完全にフリーとなったMorgan。
あとは右足で無人のゴールに合わせるだけでしたが、残念ながらその直前のSuarezのプレーがタッチラインを割っていました。

僕が望んでいたのはまさにこういったプレーであり、いかにこういう場面を作り出すか、そして1試合の中で何度作り出せるかが今後の得点力向上に繋がるだろうと思います。
後はミドルが1本でも決まってくれれば…(苦笑)



まぁしかしながら他の場面ではなかなか良い流れは作れず。
何度かSuarezの個人技からシュートチャンスは迎えますがこの部分については昨シーズンから大きな変化は見られず、このままでは今シーズンも得点力不足に悩まされそうです。


失点はReinaのキャッチミスから。
なんでもないシュートのように思いましたが体がボールの正面に入り切れず、ボールに触りはしたものの後逸してしまいました。アウェイでの勝利を帳消しにしてしまう失点でしたのでReinaも相当悔しそうでした。
Heartsの攻撃はさほど怖くは無かったものの、シュートチャンスは何度か与えてしまっていたので…まぁこういうこともありますネ。


双方ともに得点がなかなかイメージしにくい試合の終盤に失点してしまったということで、「この後どうなるんだろうな…まさか…」という言葉が頭をよぎりましたが、その後すぐにSuarezの個人技から同点弾が生まれました。
自陣にドリブルで持ち込まれたボールをGerrradとAllenの2人で奪取し、それを受けたBoriniが前線のSuarezにパス。
そこから意図的かどうか分かりませんが、Suarezがボールに触るタイミングをずらして相手のタックルミスを誘って1人かわすことに成功。
まだ前にはDFが1人いたのですが、ドリブルで上手く相手のコンタクトを避けてシュート。コースはかなり限定されていましたが相手GKの脇を抜いてネットを揺らしました。
こういうことを一瞬で生んでくれるからやはりSuarezって凄いですネ。


まだまだ課題の多いチームですが、これは覚悟の上で臨んだこと。
その中でDowningの左SB起用やMorganやSterlingなどの若い選手の起用など、いろいろなことを試してくれています。
今年は少しでも多くの試合をこなして、チーム作りを進めてもらいたいです。そういう意味でもEuropa Leagueの本戦出場決定はチームにとって大きいと感じます。


この結果を受けて、グループリーグの組み合わせもすでに発表されています。
UdinezeとAnzhiはこのグループにおいて強力なライバルとなるでしょう。現状ではグループリーグ突破はかなりの難関と見ていますが、少しづつチームを作り上げて勝ち抜いて欲しいですネ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 1 - 1 Hearts
30 Aug 2012, 20:05 Europa League Play-off Round(2)
-------------------------------------------------------------------
Pepe Reina                         Jamie MacDonald
Martin Kelly                       Ryan McGowan
Jamie Carragher                    Andy Webster
Martin Skrtel                      Marius Zaliukas
Stewart Downing                    Danny Grainger
Jordan Henderson                   Arvydas Novikovas
Joe Allen                          Darren Barr
Jonjo Shelvey                      Mehdi Taouil
Steven Gerrard                     Callum Peterson
Adam Morgan                        David Templeton
Luis Suarez                        John Sutton
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Brad Jones                         Scott Robinson
Glen Johnson                       Andrew Driver
Jose Enrique                       Jason Holt
Daniel Agger                       Dylan McGowan
Sebastian Coates                   Kevin McHattie
Fabio Borini                       Jack Hamilton
Raheem Sterling                    Dale Carrick
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Suarez(88)                         Templeton(85)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Sterling(Morgan 62)                Driver(Sutton 66)
Borini(Henderson 76)               Carrick(Novikovas 75)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Vladislav Bezborodov
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
                                   Barr(81)
                                   Grainger(86)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Brendan Rodgers                    John McGlynn
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無題
もっと相手を圧倒する試合が見たかったですけどね。グループリーグを突破しただけよしとしましょう。というかそう思い込むことにしてますww

モーガンやスターリングはロジャースの信頼を得ているようですね。外部からの補強が難しい今は若手の成長が生命線ですね

スアレスの個人技に救われるのはもう何度目でしょう。あとはラッシュさんのおっしゃるように決定的なチャンスをコンスタントに作り出せるかどうかですね
ジェラード炎 さん 2012/09/01(Sat)19:07:58 Edit
ジェラード炎さん
コメントありがとうございます。

僕もHeartsを圧倒してくれることを妄想していましたが、そうはなりませんでした。
まぁ冷静に考えればHeartsもディフェンスはしっかりやっていたので、簡単な試合では無かったと感じますけれど。

補強は何だか中途半端で終わってしまったような気がしますが、ポジティブに考えれば若手にそれだけチャンスが回って来るということですし、そこでしっかりとアピール出来れば、Liverpoolにとっては結果的にプラスに働くことになるでしょう。
厳しいことは厳しいですが、無い物を騒いでも仕方が無いので現有戦力で頑張ってもらうしかありません。


Hearts戦でも良い形を作れた場面はあるのですから、それを突き詰めてもらいたいですネ。
[ from Rush : 2012/09/02 06:20 ]
無題
スアレスが怪我したらどうなるんだろう。
想像しただけで本当に恐ろしいですね。
ストライカーが3人しかいないのにキャロルの放出は有り得ないと言ってましたが、リバプールは有り得ないクラブなんですね(笑)
モーガンやスターリングを戦力とできないと相当辛いですね。
ロジャースも大変だ。
到底ヨーロッパの舞台で闘えるとは思えないんですが・・・
経営陣はキャロルやダウニングやヘンダーソンの失敗が堪えたんでしょうか。
キャロルのローン移籍は何のために。
43億の男が1億で移籍というニュースをやってましたがかなりの赤っ恥ですね(笑)
それとも何か策があるんでしょうか。
悪即斬 さん 2012/09/01(Sat)19:28:38 Edit
悪即斬さん
コメントありがとうございます。

Carrollの放出に関わる言動を含めた一連の動きを見ると、補強に関して監督と経営陣の方針に明らかなズレがあったことが窺えますよネ。
資金が無いのであれば放出は仕方のないことですが、方針のズレがあるのは本当にマズいです。しっかりしてもらいたいですネ。


Rodgersにはこの状況でも何とか乗り切ってもらわなければなりませんが、ちょっと厄介なのは彼自身が過密日程の中でチームを率いる経験が無いということ。
これを削ぎ落された戦力で乗り切るのはかなり困難なことだろうと思います。
でも逃げるわけには行かないのでネ。やってもらうしかありません。
サポーターもこれからいろいろなものを目の当たりにすることになると思いますが、しっかりと見届けたいですネ。

一方Rodgersは「FWが点を取らなければならないとは考えていない」ということを言っていました。Rodgersフットボールにとって中盤より下の選手の攻撃参加は重要な要素となるのでしょうから、今回の補強を逆手に取って彼のスタイルを徹底してもらいたいですネ。
[ from Rush : 2012/09/02 06:29 ]
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Liverpoolをさりげなく愛しています。
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