×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ですが選手やスタッフは彼らなりに苦しみながらこの結果に辿り着いたのですから、彼らの労はねぎらってあげたいですネ。
それにしてもこの2連敗は本当に残念でした。
終盤の猛チャージで一度は自力でヨーロッパ行きを決められる位置まで上り詰めたのですが、結局はそれを手放すことに…。
ヨーロッパの舞台に参加出来ないシーズンは1999-2000シーズン以来、実に13年ぶりとなるそうです。…そんなに続いてましたっけ?という気もしますが(苦笑)
降格したBirminghamの出場権はどうします?的な問題はありますが、とにかくヨーロッパ行きを自分たちの手で勝ち取ることは出来ませんでした。
この2連敗にはガッカリしましたが、冷静に振り返れば「これで良かったのかも」と考えています。
2連勝してシーズンを終えていれば、変な勘違いを起こしてしまったかも知れませんからネ。
そしてこの2戦で新たな課題が見えてきたようにも感じますが、それが今で良かったです。これから少し休んでもらいたいですが、課題は夏休み中にきちんと仕上げて(笑)来シーズンに持ち越さないようにしてもらいたいですネ。
さて本題のVilla戦。この試合に先立って、別の記事で「2度と繰り返さない決意を見せてもらいたい」と書きましたが、その期待とは裏腹に前半はあまり良くは見えませんでした。
SpearingやCarragherなどケガ人が何人か出たりして当たりはかなり激しかったようですが、全体を俯瞰してみているとどうもガッツリ感の無い試合のように見えましたネ。
メンバー的にはまだ膝に難があるらしいCarrollをMelwoodに残して故障明けのMeirelesを起用し、ハムストリングを損傷したらしいJohnsonとMaxiをそれぞれAurelioとColeに入れ替えていました。…ShelveyではなくColeでした。
好調だったチームを選手の負傷によって変更せざるをえなかったことは、この試合に少なからぬ影響をもたらしたのかも知れません。
そしてここ最近序列としては上かと思われていたShelveyがColeに先発を譲っていたところは興味深かったですネ。
ただそのColeが今一歩…。もっともっとSuarezと絡むことが出来れば面白くなるのでしょうが、どうもお互い相手を上手く使うことが出来ていないように感じました。
そのSuarezはボールを受けた時にキープすることも出来るハズなのですが、試合によってはどうも早く捌きたがる傾向が見られます。Villa戦もその傾向が見られました。
全体がコンパクトにまとまっている時はそれで良いのでしょうが、今日の試合の前半のように全体が間延びしてしまっている中では、彼がワンタッチ、ツータッチでパスを捌いたところに味方がいないんですよネ。ボールを落としたところに誰もいないとか…。
彼が悪いのか…チームが悪いのか…。いずれにせよ今後修正しなければならない部分です。
そして前半のオフェンスからは「攻め急ぎ」の印象も受けました。
ディフェンスからフォワードまでの距離が間延びしていた状態で、ディフェンスライン付近から前線を狙ったパスが何本か送られたのですが、簡単なパスは相手にカットされ、難しいパスは味方にとっても難しいものとなっていました。見方によっては雑にも見えましたネ。
そして何度か前線にパスが入っても、先ほど述べたようにSuarezが周囲が上がり切っていない中でポンポンとボールを捌こうとしていたので、全くと言っていいくらいオフェンスに威力がありませんでした。
ああいう場面ではじっくりパスを回しながら少しずつ前に仕掛けていくようなプレーを選択して欲しいですネ。
一方、後半は前半からキッチリ修正が出来たように思います。
バックラインは高い位置をキープして全体をコンパクトにしていましたし、これによって全体が前掛かりになってオフェンスに厚みが出ました。
Suarezの近くで選手が動けるようになり、彼も持ち味を発揮出来るようになったように感じましたネ。
最大のチャンスは61分のMeirelesのシュート。
左サイドからKuytを経由してSuarezが完全に崩し、逆サイドのMeirelesがシュートを打ちました。
残念ながらこれはFriedelのナイスセーブによって阻まれてしまいましたが、Skrtelのドリブルから始まった一連の流れは最高でした。
こういうプレーを前半から繰り出すことが出来ていれば、最終戦を勝って終わることが出来たかも知れませんネ。
Spearingの負傷を受けてCMFに入ったShelveyについてはかなり期待をしていましたがあまり目立った動きはなし。
何度か良い縦パスも入れていましたが、「こんなもんじゃ満足出来ないでしょー?」というのが彼に対する僕の感覚。まだ19歳なんですけどネ(苦笑)
もちろんLucasの役割との兼ね合いもあったのでしょうが、彼のパスセンスで中盤を牛耳ってもらいたかったですし、それだけでなくもっと相手ディフェンスラインの裏を狙って飛び出して、フィニッシュに絡んでもらいたかったです。…それが出来る選手だと思うんですけどネ。
これでシーズンが終わりかと思うと、何ともやるせない気持ちですネ。
シーズン総括はまた別の機会にするにしても、ホント最悪のシーズンでした。
Dalglishが就任してから何とか体裁は立て直したように思いますが、そのDalglishとてパーフェクトなチームを作るまでに至ったかと言うと全くそうではありません。幸いSpearingやFlanaganなど希望も生まれましたから将来を悲観することはありませんが、逆に楽観することも出来ませんネ。
来シーズンに向けて、気を引き締めてもらいたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Aston Villa 1 - 0 Liverpool
22 May 2011 16:00 , Barclays Premier League(38)
-------------------------------------------------------------------
Brad Friedel Pepe Reina
Kyle Walker John Flanagan
James Collins Jamie Carragher
Richard Dunne Martin Skrtel
Luke Young Fabio Aurelio
Stewart Downing Raul Meireles
Nigel Reo-Coker Jay Spearing
Fabian Delph Lucas Leiva
Stiliyan Petrov Joe Cole
Ashley Young Luis Suarez
Darren Bent Dirk Kuyt
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Robert Pires Danny Wilson
Gabriel Agbonlahor David Ngog
Marc Albrighton Christian Poulsen
Michael Bradley Jonjo Shelvey
Emile Heskey Andre Wisdom
Ciaran Clark Peter Gulacsi
Andy Marshall Jack Robinson
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Downing(33)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Albrighton(Delph 28) Shelvey(Spearing 12)
Agbonlahor(Reo-Coker 68) Ngog(Cole 68)
Bradley(Young 89)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Lee Probert
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Reo-Coker(7) Meireles(41)
Walker(57) Cole(64)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Villa Park
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Gary McAlister Kenny Dalglish
2連勝してシーズンを終えていれば、変な勘違いを起こしてしまったかも知れませんからネ。
そしてこの2戦で新たな課題が見えてきたようにも感じますが、それが今で良かったです。これから少し休んでもらいたいですが、課題は夏休み中にきちんと仕上げて(笑)来シーズンに持ち越さないようにしてもらいたいですネ。
さて本題のVilla戦。この試合に先立って、別の記事で「2度と繰り返さない決意を見せてもらいたい」と書きましたが、その期待とは裏腹に前半はあまり良くは見えませんでした。
SpearingやCarragherなどケガ人が何人か出たりして当たりはかなり激しかったようですが、全体を俯瞰してみているとどうもガッツリ感の無い試合のように見えましたネ。
メンバー的にはまだ膝に難があるらしいCarrollをMelwoodに残して故障明けのMeirelesを起用し、ハムストリングを損傷したらしいJohnsonとMaxiをそれぞれAurelioとColeに入れ替えていました。…ShelveyではなくColeでした。
好調だったチームを選手の負傷によって変更せざるをえなかったことは、この試合に少なからぬ影響をもたらしたのかも知れません。
そしてここ最近序列としては上かと思われていたShelveyがColeに先発を譲っていたところは興味深かったですネ。
ただそのColeが今一歩…。もっともっとSuarezと絡むことが出来れば面白くなるのでしょうが、どうもお互い相手を上手く使うことが出来ていないように感じました。
そのSuarezはボールを受けた時にキープすることも出来るハズなのですが、試合によってはどうも早く捌きたがる傾向が見られます。Villa戦もその傾向が見られました。
全体がコンパクトにまとまっている時はそれで良いのでしょうが、今日の試合の前半のように全体が間延びしてしまっている中では、彼がワンタッチ、ツータッチでパスを捌いたところに味方がいないんですよネ。ボールを落としたところに誰もいないとか…。
彼が悪いのか…チームが悪いのか…。いずれにせよ今後修正しなければならない部分です。
そして前半のオフェンスからは「攻め急ぎ」の印象も受けました。
ディフェンスからフォワードまでの距離が間延びしていた状態で、ディフェンスライン付近から前線を狙ったパスが何本か送られたのですが、簡単なパスは相手にカットされ、難しいパスは味方にとっても難しいものとなっていました。見方によっては雑にも見えましたネ。
そして何度か前線にパスが入っても、先ほど述べたようにSuarezが周囲が上がり切っていない中でポンポンとボールを捌こうとしていたので、全くと言っていいくらいオフェンスに威力がありませんでした。
ああいう場面ではじっくりパスを回しながら少しずつ前に仕掛けていくようなプレーを選択して欲しいですネ。
一方、後半は前半からキッチリ修正が出来たように思います。
バックラインは高い位置をキープして全体をコンパクトにしていましたし、これによって全体が前掛かりになってオフェンスに厚みが出ました。
Suarezの近くで選手が動けるようになり、彼も持ち味を発揮出来るようになったように感じましたネ。
最大のチャンスは61分のMeirelesのシュート。
左サイドからKuytを経由してSuarezが完全に崩し、逆サイドのMeirelesがシュートを打ちました。
残念ながらこれはFriedelのナイスセーブによって阻まれてしまいましたが、Skrtelのドリブルから始まった一連の流れは最高でした。
こういうプレーを前半から繰り出すことが出来ていれば、最終戦を勝って終わることが出来たかも知れませんネ。
Spearingの負傷を受けてCMFに入ったShelveyについてはかなり期待をしていましたがあまり目立った動きはなし。
何度か良い縦パスも入れていましたが、「こんなもんじゃ満足出来ないでしょー?」というのが彼に対する僕の感覚。まだ19歳なんですけどネ(苦笑)
もちろんLucasの役割との兼ね合いもあったのでしょうが、彼のパスセンスで中盤を牛耳ってもらいたかったですし、それだけでなくもっと相手ディフェンスラインの裏を狙って飛び出して、フィニッシュに絡んでもらいたかったです。…それが出来る選手だと思うんですけどネ。
これでシーズンが終わりかと思うと、何ともやるせない気持ちですネ。
シーズン総括はまた別の機会にするにしても、ホント最悪のシーズンでした。
Dalglishが就任してから何とか体裁は立て直したように思いますが、そのDalglishとてパーフェクトなチームを作るまでに至ったかと言うと全くそうではありません。幸いSpearingやFlanaganなど希望も生まれましたから将来を悲観することはありませんが、逆に楽観することも出来ませんネ。
来シーズンに向けて、気を引き締めてもらいたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Aston Villa 1 - 0 Liverpool
22 May 2011 16:00 , Barclays Premier League(38)
-------------------------------------------------------------------
Brad Friedel Pepe Reina
Kyle Walker John Flanagan
James Collins Jamie Carragher
Richard Dunne Martin Skrtel
Luke Young Fabio Aurelio
Stewart Downing Raul Meireles
Nigel Reo-Coker Jay Spearing
Fabian Delph Lucas Leiva
Stiliyan Petrov Joe Cole
Ashley Young Luis Suarez
Darren Bent Dirk Kuyt
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Robert Pires Danny Wilson
Gabriel Agbonlahor David Ngog
Marc Albrighton Christian Poulsen
Michael Bradley Jonjo Shelvey
Emile Heskey Andre Wisdom
Ciaran Clark Peter Gulacsi
Andy Marshall Jack Robinson
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Downing(33)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Albrighton(Delph 28) Shelvey(Spearing 12)
Agbonlahor(Reo-Coker 68) Ngog(Cole 68)
Bradley(Young 89)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Lee Probert
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Reo-Coker(7) Meireles(41)
Walker(57) Cole(64)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Villa Park
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Gary McAlister Kenny Dalglish
PR
COMMENT
Profile
HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Liverpool Time
Recent Entry
Recent Comment
[02/16 Roderick さん]
[02/16 Chau さん]
[02/16 Latrice さん]
[02/16 Jung さん]
[02/16 Yetta さん]
Calendar
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
Category
Search