Babel移籍

BabelのHoffenheim移籍が決定しました。
ドイツ語は全くと言っていいほど分からないので正確には分かりませんが、契約期間は2013年6月までの2年半で、1年の延長オプションが付いているようです。背番号は10番だとか。

Hoffenheim公式HPに掲載されたコメントですが、これまたドイツ語だったので正確な訳ではないかも知れません。いつも以上に(笑)

Marco Pezzaiuoli監督のコメント。
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Ryanは我々のオフェンスのためにも獲得を願っていた選手です。
Babelがわずか24歳でありながらも持っている数多くの経験は、我々のチームに利益をもたらしてくれるでしょう。

LiverpoolのようなトップクラスのクラブからRyan Babelのような国際経験豊富な選手を獲得することが出来たことをとても誇りに思います。
彼の個性と運動能力は我々にとって大きな利益をもたらしてくれると確信していますよ。

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Babelのコメント。
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Hoffenheimでの新しい仕事を僕は楽しみにしています。
第一印象としては非常にポジティブですネ。今すぐにでもチームに貢献したいと願っていますよ。

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Babelに対する思いは本当にいろいろありますネ。

個人的には2007-08シーズンのChampions League準決勝でChelsea相手にBabelが見せた強烈なミドルが一番印象に残っていますネ。
彼が並外れた身体能力を持っていることを物語っていたと思います。
スピードとゴムのようにしなやかな体から繰り出されるシュート。本当に魅力的な選手でした。

僕はこういうスペシャルな身体能力を持った選手が大好きで、Cisseなんかも出場する度に本当にワクワクさせてもらっていました。
そんなBabelがLiverpoolに来てくれることを知った時は小躍りしたくなるほど嬉しかったですし、彼と契約を交わした数日後にCisseを失ってしまった(死んではいない(笑))喪失感を埋めてくれる存在となるはずでした…。

ところがBenitezはBabelのことをCisseと同じように不慣れな左SHとして起用し、結果的に彼は才能を活かしきれませんでした。
結果の残せない彼は出場機会が制限され不遇を囲いました。
彼のような将来有望なタレントがこんな風に埋もれていくとは誰も…そして何より本人が想像しなかったことだったと思います。
Babelが本来のストライカーもしくはウィンガーとしてもっと多くの時間を与えられていれば…と思うこともありますネ。

そういう意味では彼には同情しましたし、何とか這い上がって来て欲しいと願っていました。


…が、不遇を囲ったBabelは最悪でした。
チーム状態が悪い中でメディアを通して何度か噴出した不満や批判。
もちろんメディアが彼の言葉尻だけを上手く継ぎ接ぎして作ったモノもあるかも知れない…。ですがこれらを生んだのは彼の脇の甘さが多分にあったのだろうと僕は思います。

挙句の果てにはは審判を侮辱する画像と発言を公に晒す始末。
彼は多くの人に注目される選手ですから、品位に欠ける、子供染みた行動は慎しんで欲しかったですネ。
それに対してFAの裁きを待っただけのLiverpoolも同じなんですけどネ…。



失礼ながらHoffenheimは規模的にもBabelが出直すにちょうど良いクラブだと思います。そこでフットボーラーとしてどういう道を歩くかは彼次第です。
Hoffenheimでしっかりフットボールと向き合って、そして何よりもっと大人になって、またいつか僕をワクワクさせてくれたBabelを見せて欲しいですネ。