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シーズン前Torresというビッグネームの獲得に成功し、「今年こそは」と希望を持たせてくれたLiverpoolでしたが、終わってみるといつものような成績になってしまいました。
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Premier League 4位
Champions League ベスト4
FA cup ベスト8
Carling Cup 5回戦
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悪くないけど、物足りない。
お金をかけて名前だけ見ればいい選手がたくさん加入して来ましたが、その名前と金額に見合うだけの成績ではないなと思いますネ。正直。
まぁサッカーが名前だけでは通用しないというのが良く分かります(汗)
今更感が漂う微妙なタイミングですが、シーズンを総括しておかないと何だかスッキリしないというか…。
初回は「良くない」と感じた話をしておきます。その方が後で気が滅入らないので(笑)
「良くない」ポイントについてはAggerなどケガ人をスケープゴートにすることは避けます。それを言い出したらキリが無いというか、まぁ敢えて言うなら「もっとお金をかけて選手を獲得しておけ」という短絡的な結論になってしまいますので…。
今回だけで終わってしまったら私はただの悲観論者になってしまいますので(笑)、次回は「良い」ところも書きたいと思っています。
ちなみにエントリーが久々となってしまったのは、反省点を考えれば考えるほど気が滅入ってしまったからです(笑)
だからご容赦を…。
■バックアッパーと目指すサッカーの限界
さて、今シーズンは前年に比べスタートは良かったと思います。他のチームの不調を尻目に一時首位に立ちましたし。
ですが、GerrardやらCarragherやらAggerやらケガする選手が多く、首位に立ったと同時にだんだん雲行きが怪しくなっていきましたネ。
こういう時には控え選手がアピールチャンスと思って頑張ってくれればいいのですが、どうも上手く噛み合いませんでした。
「ゾーンプレス」と「ショートパスでの崩し」を狙いとするBenitezのサッカーでは、普段控えの選手が入ってくると意識が合わないのかも知れません。
とにかくパスミスから自滅した試合が多かった。あの時感じた閉塞感。本当に得点の匂いがしませんでしたネ(汗)
パス回しで私が満足できるレベルを見せてくれたのは3月5日のWestHam戦(4-0で勝利)でしたからネ…(汗)
■ターンオーバーの採否
じゃあターンオーバーをやめてメンバーを固定すれば…となるのでしょうが、シーズン終盤にコンディションが良い状態でいられるのは、やはりターンオーバーの恩恵であると考えます。
恐らくBenitezは1stチームのどの選手がピッチに入っても同じ質のサッカーができるようにしたいという究極の夢を持っているのでしょう。
TorresがBenitezに「センチ単位のポジショニング指示を受けている」のも、この究極の夢を実現するために他ならないのではないでしょうか。
もしそれが実現したら…Liverpoolは優勝どころか2001年以来のトレブルも夢じゃないですネ。
個人的には「このまま継続してターンオーバーを採用すべき」と考えています。それがBenitezの特徴ですし。監督によっていろいろな違いを見るのは実に面白いものです。
ただし、来シーズンはスタートに失敗しないためにも大幅なチーム変更は避けてもらいたい。
だからあまり移籍市場を良くも悪くも賑わせて欲しくないのです。
今いるメンバーに少しの補強をしてチームを維持・熟成させることを主眼とする。来シーズンはこうあって欲しいのですがどうなることやら…。
Barry獲得を狙ってるようですが、その代償としてポジションの重なるAlonsoを放出するようなことになるなら止めた方がいいと思います。
Barryはサイドでも使えたりするので使い勝手が良いのでしょうが…。
■サイドアタッカー
そのサイドの話ですが、今シーズンはBabel、Benayounの2人がサイドに回るのが基本でしたネ。シーズン後半はKuytもその輪に加わりました。
彼らはサイドが本職というわけではありません。特にBabelはサイドの役割が良くわかってないようで、シーズン序盤の出来は本当に痛々しかったです(笑)
Babel、Benayounは中にカットインしてゴール前に入って行った方が良いタイプです。
チーム自体もサイドを使ってワイドな攻めを見せるわけでもなく、アルゼンチン人バリに中央での細かいダイレクトプレーを狙っていました。
そうなると相手も中央を絞って守るので、余計にスペースが無くなっていると感じました。
やっぱりサイドには縦に走れる本職を置いた方がいいですネ。
Kewell…。いやいやケガ人のことは言うまい(笑)
■4-2-3-1は安泰ではない
1月のChelsea戦以降、4-2-3-1のシステムを採用したBenitez。TorresとGerrardの距離が近づき、2人でどんどんチャンスを作り出せるようになりました。
終盤の猛チャージはターンオーバーに加えこの戦術変更が奏功しました。
が、タイトル奪取のために一縷の望みを託したManchester United戦でTorresが孤立させられました。相手に押し込まれたため両サイドのKuyt、Babelの上がりも遅かったですネ。
極端に言えば4-5-0-1のような感じになっていたと言っても良いでしょう。
Mascheranoの退場が問題としてありますが、退場以前からTorresの孤立は始まっていたと感じました。
またあの試合はLiverpoolのプレスが完全にいなされていたのも印象的でした。Liverpoolの4-2-3-1はやはり高い位置からのプレスがあってこそだと思います。
この状況に陥ったときの戦術変更を考えておかなければ来シーズンもUnitedには苦戦するでしょう。
■セットプレー恐怖症
恐怖症に掛ったのは私だけだと思いますが(笑)
一時期、試合のたびにセットプレーで失点していました。「一時期」というのはズバリSkrtelが先発しだしてからです。
Liverpoolはセットプレー時、ゴール前でゾーン型に守るチームです。マンツーマンのように明確に「自分が潰す相手」が決まっているわけではないので、DF同志の真ん中あたりの微妙な位置に入ってこられると潰しきれないことがあります。
Skrtel…間違いなく狙われてましたよネ…。何度「どフリー」状態で決められたことか…(汗)
これはもう経験値を積み上げて、コンビネーション(?)を高めるしかないなーと諦めムードが我が家で漂っていました(笑)
■オーナー
もう何も言いますまい…。
んーまだ細かいところ突っ込み切れてない気がしますが、かなりだらだらしたエントリーになったのでもうやめときます(汗)
来シーズンはこんなことのないよう頑張って。
次回は「良かった」編でブログを浄化します(爆)
どのテーマもian rushさんのいう通りだと思います。長くチームに在籍する選手が増えていかないと戦術の熟成も何もないでしょう。alonsoが放出間近と伝えられていますが、オリンピックもあることですし、放出すれば痛い目見るのは間違いないんですけどねぇ。
暗くなってしまったので次回の「良かった」編も大変楽しみにしています^^
例えば何かと揶揄されたHoullier時代のカウンターサッカーなんかですとやることはハッキリしているし小難しく(笑)もないので選手を変えてもいいんですが、Benitezのは難易度が高いと思うんですよネ(^^;
移籍の噂のある選手が残ってくれれば、来シーズンの優勝が見えてくると思うのですがどうなるでしょう。
楽しみですネー。
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