ミッドウィークの試合は関係なかった

Kloppのコメント。
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─　今回の勝利はミッドウィークのUEFA Super Cupでの偉業によって彼のチームに与えられたであろうものより重要かつ意義深いものだったかどうか

いいえ。どの試合の後だったか、我々は昨年もここで試合をしてとても苦しかったことを覚えています。Southamptonは良いチームですし、ディフェンスが上手いです。戦うのが本当に困難なチームですよ。カウンターアタックも得意ですし、組織も素晴らしいものを持っています。昨年は0-1でリードされた状況から3-1で勝ったのではなかったでしょうか？あの試合は本当に苦しかったですし、今夜も再び苦しい試合となりました。ミッドウィークの試合は関係ありません。試合前にも言いましたが、もし2週間の準備をした上でここに来ていたとしても、この試合の難しさに変わりはなかったでしょう。正直なところSouthamptonとの試合はとても好きです。水曜日の試合のことを考えすぎるのは良くありませんが、もちろんそれがあったことは分かっています。ですから我々のフレッシュな具合が非常に印象に残りました。特に前半はかなり良かったですね。

我々は試合を支配していましたし、流動性もありましたが、その後ロングボールとセットプレーを活かしてSouthamptonが前に出て来ました。
ですが前半残り僅かという極めて最高のタイミングでSadioが素晴らしいゴールを決めてくれましたね。まさに最後の一瞬のゴールでした。それはもちろん我々を救ってくれましたし、後半に入ってからはさらに大きなステップを踏むことが出来ましたね。

我々はさらに上手く試合をコントロール出来るようになりましたし、良いプレーがたくさんありました。そして83分、私はあの場面をスクリーンで見ていました。Adrianは「良いプレーをしたんだから、次はAliと同じようなミスをしなきゃいけないんじゃないか」と考えたのでしょうね！試合を少しオープンな状態にし続けてしまい、相手は前に出て来るようになってIngsyは大きなチャンスを掴むことが出来ました。それは当然のことですし、その後選手たちは疲れを感じたんじゃないかと思いました。「本当かよ？また前に出なきゃいけないのか？」と考える瞬間でしたね。そして我々は2-1のままキープしました。我々は3ポイントを手にするに値していたと思いますし、その点については完全に満足していますよ。

─　Adrianとは彼の犯したミスについて話をしたか

えぇ。「とうとうたどり着いたな。ようこそ！」と話しました。Aliも同じミスをしました。
あれはLiverpoolではゴールキーパーに対して間違いなく起こることで、試合に勝てる限りは問題になりませんよ。何の問題もありません。

─　Alex Oxlade-Chamberlainのパフォーマンスについて

素晴らしかったです。際立って良かったですよ。水曜日は45分間のプレーに留まりましたが、今となればそれが力になったと確実に言えますし、出場時間を得て、インテンシティを感じることで、インテンシティに対する準備が出来たことを知るのです。
それに今日は変更を加えなければならず、我々はそれを実行しました。特に我々にとってピッチの中央を変更することは重要なことで、長距離を走り決定的な仕事をするために備えなければなりませんでした。だから我々はそのポジションを変更したのです。その機会を持てたことは良かったですし、今日のOxは間違いなく悪くはありませんでしたよ。

─　Adrianのパフォーマンスについて

Adrianは足首に腫れがありました。その彼に対して我々はボールを返す回数が多過ぎましたね。今日の彼のプレーに対しては全て満足していますよ。全てのセーブやその他のプレーにね。ビルドアップについては他の選手がもっと責任を感じなければなりませんし、毎回ボールを彼に返すことは出来ません。鎮痛剤にさらなる効力や何かを期待することは出来ませんよ。失点したのはそれが理由だったとは思いませんが、数回はそういうボールがありましたね。
彼の足元の上手さは全く問題ありません。もしあなた方がIstanbulから戻って来た木曜日に彼の足首を見ていたら、失点の直前のパスだって思っていたよりも良かったと言うでしょう。だから全く問題はありませんよ。

─　Adrianがプレーしない可能性はどの程度あったのか

彼は今朝10時にクリアリングセッションを消化し、その後私のiPhoneに彼は大丈夫だというメッセージが送られて来ました。もし彼はダメだというメッセージであれば私は決断をしなければならなかったでしょうが、それまでは全て良かったですから我々はそのメッセージを待っていました。彼自身は朝食の時点で大丈夫だと言っていましたが、テストはしなければならなかったのでそうしたのです。

─　この数ヶ月でLiverpoolの全トロフィーに新たに2つのトロフィーが加わったことについて

私はこのクラブが勝ち取って来たトロフィーの99％に対して何もしていませんよ！これまで手にしたあらゆる成功に対する重責を取り除くのに随分時間が掛かりましたので、試合に勝てたことは良かったですね。
我々がこの試合を忘れることは絶対にありませんし、サポーターもそれは同じでしょう。実際のところ、試合後に喜ぶのは簡単ですし、次の朝には次のことに向けて集中するものです。
今の我々は床を駆けずり回って祝福している訳ではありませんし、振り上げた拳を下ろした訳でもありませんよ！何もかもOKです。だからSouthamptonとの試合がとても好きなのです。我々はまだ大きな物を勝ち取ることに慣れている訳ではありません。その状況でSouthamptonへ来て試合をしましたが、我々が今日の試合で見せた敬意についてはとても満足していますよ。試合前にも言いましたが、今回の試合はまるで歴史の中での大きなバナナの皮のようでした。誰もがそれを待ち望んでいますし、恐らく新聞の見出しは全てすでに書かれていたのだろうと思います。私は選手たちに「私が好む見出しは"メンタルの巨人が街にやって来た"だ」と伝えました。それこそ今の私が感じていることですよ。今日の選手たちは素晴らしい仕事をしてくれました。とても良かったです。
これから家に帰ってリカバリをして、また再スタートを切りましょう。

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Southamptonとの試合は厳しかったですね。
ポイントを落としても仕方がないと思える内容でした。

それでも一時は2-0とリードを広げることが出来たのは地力が備わってからこそだと思いますし、チームに層の深さがあるからこそ過密日程の中でも安定した結果が出せるのだろうと感じます。
Liverpoolにとってはもちろん完璧な試合ではありませんでしたが、だからと言って浮足立つこともなく戦えましたし、かえってLiverpoolの強さを感じることが出来ました。

次節はAnfieldにArsenalを迎えます。
ホームでは過去3年3-1、4-0、5-1と圧勝している相手です。
Southampton戦とはまた違ったパフォーマンスを見せてくれることと思いますし、しっかり勝利を収めて今のチームが盤石であることを示してもらいたいですね。