忍者ブログ
[1289]  [1288]  [1287]  [1286]  [1285]  [1284]  [1283]  [1282]  [1281]  [1280]  [1279
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

20111128_vsManchesterCity.jpg惜しい試合、勿体ない試合でした。
後半は明らかに運動量の落ちていたCityを攻め切れず、いや攻め切りながらもHartの好守に阻まれて逆転弾を奪えず。
ここまで無敗の首位チームを止める絶好のチャンスだっただけに本当に悔しいですネ。


試合開始からペースを握りたかったLiverpoolですが、やはりCity相手に思い通りには行かず、両者の現時点(ココ強調)での力関係通りややCityに分がある序盤となりました。
やはりSilvaとAgueroは前を向かせると怖い選手で、今日の試合でもそれを充分にケアしていたとは思いますがさすがに完璧に封じ込めることは出来ませんでしたネ。
バイタルエリアでSilvaなりNasriにフリーでボールを持たせる場面がどうしても出てしまい、そこから前を走る選手にスルーパスを何本か出されました。
ここは修正してもらいたい場面でしたが、現時点(再び強調)のCityを相手にしてはそれも難しいのかなと感じました。
 

それでもLiverpoolは相手に簡単にプレーはさせず、何とか凌いで攻撃に繋げるという形で応戦していました。
守備面は相手のテクニックに翻弄されたり、足を滑らせたり、何度かReinaが飛び出さざるを得ないような場面があってヒヤヒヤさせられましたけれど、こ こまで12試合42得点の破壊力を持つ相手に数字通りのプレーをさせませんでしたし、試合を通して一方的にやられっ放しになることはありませんでした。

これはLucasの貢献によるところが大きかったと思います。
年を追う毎に向上する守備範囲の広さ、読みの鋭さでCityの攻撃を次々と刈り取ってくれました。(まさに刈り取るという言葉が相応しい)
Adamが攻撃に集中できるのも…というか守備に難のあるAdamが試合に出場し続けられるのも(苦笑)、Lucasがしっかりと支えてくれているからに他ならないと思いますネ。


しかし前半31分、CKからKompanyに頭ではなく肩で(笑)合わせられてついにゴールを割られてしまいます。
頭を強振して空振ることはよくあることですし、それが肩に当たって決まるなんて言うのもよく見る光景。
しかしそれが最高のスピードと最高のコースに決まるとは…(苦笑)

Kompanyに対応したのはKuytで、彼は充分Kompanyを意識してくれていましたが最終的には半歩遅れてしまいましたし、その前のスペースには Yaya ToureをマークするJohnsonがいて、Kompanyには上手くその間を抜けられてしまったなという印象でした。


Liverpoolにとっては少し不運な失点でしたが、チームはすぐさま反発してくれました。

Kompanyがゴール前に入って来たボールをヘディングでクリアしてBarryが受けようとした場面で、1分前に半歩遅れたKuytが今度は鋭い出足を見せてBarryにプレッシャーを掛け、奪ったボールをAdamに回してミドルを放つ。
右に逸れるかと思われたボールはLescottの足を弾き、Hartの逆を突いてネットを揺らしました。

今度はCityにとって不運な結果でしたが、これで試合は振り出しに戻りました。

その直後にもKuyt、Suarezのコンビで完全にCityディフェンスを崩すなどはしばらくLiverpoolがチャンスを作り優勢に試合を進めましたが、結局試合は動かず後半へ。



その後半は過密日程の影響でガス欠を起こし始めたCityを攻め立てる展開となりました。
Liverpoolは良い形を何度も作り、決まってもおかしくないようなシュートをいくつか放ちました。しかしその全てがHartに防がれてしまいましたネ。
試合後のインタビューに爽やかな笑顔で応えるHartが今日の彼の充実ぶりを物語っていました(苦笑)

決定的なシュートが全て決まっていれば5-1くらいのスコアになったのでしょうが、現実は甘くありませんでした。
キーパーがスーパーセーブをしたんだから仕方ないと諦めたいところですが、どうも最近Anfieldでキーパーの活躍で点を取れないことが多い気がします。
これはもしかするとシュートコースだとか打つタイミングが予測しやすいということも影響しているのかも知れません。前線の選手にはゴール前でもうひと捻りしてもらうしかないのでしょうか(汗)


一方のCityもLiverpoolにやられっ放しというワケではなく、一発を持っているんですよネ。
Liverpoolが押し込んでいる時でさえ、何とかボールを前線に渡してSilvaやAgueroたちがシュートまで持っていってしまう。途中出場の Balotelliが途中退場で数的有利にはなりましたがそんなモノはほとんど関係なく、その後も危ない場面を作られました。

いやいや投資で作り上げた借金は伊達じゃないですネ(苦笑)


一番肝を冷やしたのは終了間際にDzekoにJohnsonの裏を完全に取られた場面。Adamが追うも追い付かず、Lucasが体を当てに行くも弾かれて独走状態に。
中央にいたSilvaにボールが渡ってしまった時はもう半ば諦めましたが、Reinaが良く詰めて時間を掛けてくれましたし、最後はゴール前に3人の選手が戻りシュートを防ぐことが出来ました。


結局はLiverpoolが押し込みながらもゴールを奪うことが出来ず、これでホームは4試合連続でドローだそうな…。
(知らなかったフリ)



そして昨日の記事を書いた身としてはやはりCarrollにもっとまとまった時間を与えて欲しかったなと。
内部の事象を知らない僕が采配について云々を言って「監督が悪いんだ」と言うつもりはサラサラ無いのですが、純粋にCarrollをもっと見たかったなと思いました。


特に後半はコンディションの勝るLiverpoolが優位に試合を進めており「逆転まであと一歩」と思えなくもありませんでしたが、見方を変えれば「手詰まり」の印象もありました。
高さのないLiverpoolは、Chelsea戦同様パスと走りでの崩しを主眼に置いたプレーを目指していたと思いますが、実際Chelsea戦とCity戦は全く別の代物でしたし、結果的に足の止まったCityからすら得点は出来ていなかったのです。

こちらが押していたが故に選手を交代させにくい状況ではあったと思います。
ですが「手詰まり」の状況から一歩抜け出すには、勇気を持って現状を壊す必要もあるんじゃないかと感じます。

昨日のCarrollは良かったと思いますし、彼がCityに通用することは前回の対戦…それどころかNewcastle時代から分かっていたこと。
もっと時間を与えていれば攻撃に広がりをもたらすことが出来ましたし、Kompanyに競り勝って強烈なヘディングを決めていたんじゃないかなぁと思い(妄想し)ますネ。

それにCityとChelseaの過密2連戦を乗り切るにはどちらかでCarrollに出番を与えるべきで、どちらが良いかと考えると今日だったんじゃないでしょうかネェ…。
Chelsea戦のメンバーにも注目です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 1 - 1 Manchester City
27 Nov 2011, 15:00 Barclays Premier League(13)
-------------------------------------------------------------------
Pepe Reina                         Joe Hart
Glen Johnson                       Micah Richards
Martin Skrtel                      Vincent Kompany
Daniel Agger                       Joleon Lescott
Jose Enrique                       Gael Clichy
Jordan Henderson                   Yaya Toure
Lucas Leiva                        Gareth Barry
Charlie Adam                       James Milner
Stewart Downing                    David Silva
Luis Suarez                        Samir Nasri
Dirk Kuyt                          Sergio Aguero
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Andy Carroll                       Pablo Zabaleta
Maxi Rodriguez                     Edin Dzeko
Sebastian Coates                   Adam Johnson
Jay Spearing                       Kolo Toure
Jamie Carragher                    Costel Pantilimon
Alexander Doni                     Nigel de Jong
Martin Kelly                       Mario Balotelli
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Lescott(33 OG)                     Kompany(31)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Carroll(Kuyt 84)                   Balotelli(Nasri 65)
                                   Dzeko(Aguero 82)
                                   Kolo Toure(Silva)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Martin Atkinson
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Carroll(90)                        Kompany(13)
                                   Barry(32)
                                   Balotelli(77)
                                   Balotelli(83)
                                   Milner(86)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
                                   Balotelli(83)
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Kenny Dalglish                     Roberto Mancini
PR
COMMENT
お名前
コメント
パスワード(コメントを後で編集する場合に必須です)
無題
昨日の試合は非常に悔しく、2ポイント落とした試合だと感じますが、正直言って、ハートは凄かったですね。
敵ながら称賛に値する出来だったと思います。
アンフィールドでの試合で当然勝ってほしかったですが、守備、攻撃共にしまってきた感じは受けますよね。観ていて楽しいワクワクする試合を披露出来ているのは嬉しいです。
ただ運動量があってなんぼの攻守なので、次のチェルシー戦と、年末年始のボクシングデイは不安です。

スアレスの処分の件とジェラード、キャラガーの復帰時期、ベラミーの気持ちの面と、心配は多々ありますが、今の調子と、パス&ムーヴを続けていけば明るい結果が待ってるはず。
まだまだこれから、You'll never walk alone.
切腹フットボーラー さん 2011/11/28(Mon)16:01:40 Edit
切腹フットボーラー さん
コメントありがとうございます。

確かにHartの活躍は素晴らしかったです。
隠れ(?)イングランド代表ファンである僕としては「止めんなよ!」と怒っている裏でほくそ笑んでいるような状態です(笑)
24歳とまだまだ若く、これからの成長を楽しみにしています。


一方のLiverpoolはここ最近だいぶチームがまとまって来ているように感じますネ。ラインも高く保たれていて全体的にコンパクトになっているので攻守の切り替えが良いと感じます。
仰る通りワクワク出来るようになって来ましたし、1年前の今頃のように何がやりたいのかサッパリ分からないという状況では無くなりましたネ。
…思えば昨年は酷かったです。


しかし昨日の後半のCityは明らかに疲弊していましたし、Chelsea戦も後半は褒められたものではありませんでした。
さらにはその前のSwansea戦の一件もありますので、まだまだこれからのチームなんでしょうネ。
それも今後の伸びしろとも考えれば、楽しみもさらに増しますネ。
[ from Rush : 2011/11/29 06:19 ]
Profile

HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Ranking
応援のClickをお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

人気ブログランキングへ
Liverpool Time
Recent Entry
(08/20)
(08/05)
(07/24)
(07/22)
(07/15)
Twitter
Calendar
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
Search
忍者ブログ [PR]