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20101014_Broughton-Purslow.jpgLiverpool(RBS)とオーナーの間で争われた10/12の裁判はオーナーの敗訴という形で幕を閉じました。

その後オーナーは売却を阻止するためにテキサス州米連邦地方裁判所に申請し、売却差し止めの仮処分決定を受けたそうです。そして今回の売却を「大規模詐欺」としてこれから16億ドルの損害賠償請求を起こす考えがあるとのこと。相手は役員会、RBS、そしてNESVだそうです。

オーナーとしてはこのまま引き下がっては多額の借金が確定してしまうワケで、恐らく何をどうあがいても返済出来ないのでしょう。
少しでもそれを減らすため(願わくは完済)の策を打ちたいのでしょうネ。

ただこの努力をしてどうなるものか。
Texas Rangersの件と言い、Liverpoolの件と言い、Hicksの信用度はガタ落ちのはずで今後まともな商取引はさせてもらえないんじゃないかなぁと思います。
そんな状況下、借金を残して死ぬのも完済して死ぬのもどちらも同じに見えるのですが…。ちょっと口が過ぎました(苦笑)

「役員会ではNESVとの売却合意が適正に行われなかった。他からの買収申込をしっかり検討しなかった。役員会はRBSとの売却に関する契約を違反してい る。10/5の朝の時点ではMeriton(Peter Lim氏)も買収に名乗りを挙げていた。だがMeritonがテーブルの上に残っていたにも関わらず、その日の終わりにはNESVが選ばれた。」
これがオーナーサイドの主張でした。

全てのオファーがどのように検討されて、なぜNESVになるのか。
そこは僕も気になるところで、先日このブログでも掲載したBroughtonのインタビューだけでは説明不足だと思います。


同じテーブルについていたとされるPeter Lim氏率いるMeriton。情報では10/5の段階ではNESVの方が提示額が高かったそうで、その後Lim氏はさらに資金追加をしたようでした。
資金力がある方を選べと言うつもりはないですが、Lim氏が再度買収を検討した辺りを見ると10/5を入札の期限としていた風でもないですし、もしかすると結論を急いだというのもあるのかなと…。
時期はよく分かりませんが他にも買収の意思表示をした企業があったと伝え聞いています。

新オーナーが正式決定した暁にはその点をもう少し詳しく説明してもらいたいです。(恐らく説明はナシ)


そしてそもそもNESVにせよ、Meritonにせよ、Liverpool買収を狙う目的は何なのか?
彼らの動機もこれまた見えて来ません。(単に僕の情報収集能力が低いだけかも)
ビジネスとしての更なる成功を期待しているのか、それとも単純にLiverpoolを愛しているだけなのか、それとも…。
一番大切な部分が聞こえてこないように思います。


そんなこと、僕が知らなくてもクラブは成功を収めるのかも知れません。
新時代に向けて沸き立つ思いももちろんありますが、一方でその思いを抑えようとする自分もいます。

素直にこのオーナー交代を喜べるとしたら、それは新オーナーがLiverpoolに対してどう接するのかを知った時かも知れませんネ。
まだまだ時間は掛かりそうです。


んーなんだか人間不信に陥った人のようだ(苦笑)
早く純粋にLiverpoolを楽しめるようになりたいです(涙)
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レッズは誰のもの?
レッズが続く限りこれからいろんなことが起こるのでしょうが、ドロドロ劇はこれで最終章にして欲しいと願っています。
確かにNESVの輪郭はなんとなくわかっても今このときになんのために現れたのかは疑問ですよね。
レッドソックスのチケット代を倍にしようとしてファンから猛反対を受け却下したという事実もあるようですし、レッドソックスファンに今のオーナーで満足か聞いてみたいところです。
美味しい話にはちょっと虚偽心を抱くようになったのは私も同じ。G&Hさんたちからとくと学ばせていただきました。
しっかし、内部紛争がこうも明るみに出てしまうレッズって・・・。
レッズおばさん さん 2010/10/15(Fri)01:49:03 Edit
レッズおばさん
おばさま、コメントありがとうございます。

H&Gの影響か、よくよく振り返ってみるとここ数年のLiverpoolについてはホント不信感が募ってしまっています。
何かにつけて否定的に見るようになってしまった自分が切ないですネ(苦笑)

僕は2007年の新オーナー誕生を喜んだ人間ですが、当時を振り返るとマイナスなことはほとんど考えておらず、そしてこういう結末になってしまいました。
当時僕と同じようにH&Gを歓迎した人は少なくないはずで、そんな人たちが今「クソアメリカンズ」なんて下劣な言葉で追い出そうとしている…。違和感を感じますネ。

そしてまた今回の新オーナー誕生でまた手放しに喜んでいる人の多いこと多いこと…。
「H&Gよりはマシ」「明るい未来が来る」なんて言葉も聞きますが、何を根拠にそう言えるのか。
もし新オーナーがLiverpoolの運営に失敗した時、ファンはどう反応するのか。
…結局僕たちはこの3年間で何も学んでいないのかなと思います。

しかし現時点でNESVを否定するのもおかしなこと。彼らの手腕には期待したいです。
ですが僕たちが望むのは借金完済ではなく強固な経営基盤を築き、強力なチームを再生させることにあるのでは?
喜ぶのはLiverpoolでの彼らの実績を見てからですかネーというところです。



恐らくクラブを去ることになるH&Gの3年間の動きは評価出来ませんが、同情する部分はあります。
経済情勢の悪化が無ければ違った3年間を送ることが出来たのかもしれないと思いますし、H&Gにしてもきっと同じ思いを持っていたでしょう。
まぁそれにしてもLiverpoolを立て直すには自己資金(?)が明らかに不足していたということなんでしょうネ(汗)

以前おばさまのブログでも取り上げられたHicksが銀行前のベンチに腰を下ろしていた写真。僕も見ました。
かなり憔悴したように見えましたよネ。
Hicksが融資を受けられないようにするため、銀行に脅迫めいたメールを送った者もいたと聞きました。
もちろん融資を受けるのに成功してクラブに残られるのは困りますが、融資するか否かは銀行が判断することですし、受けることが出来たのであればHicksがそれに値する男だったということ。そこにファンが踏み込んだのはアンフェアな行動だと思いますし、どこに正義があるのか…よく分からなくなりましたネ。

「レッズは誰のもの?」
僕は「ファンのもの"でも"ある」と答えます。
ファンあってのLiverpoolでありオーナーあってのLiverpool。
これだけ肥大化したフットボールビジネス、フットボールマネーの中で、ファンが我が物顔で振る舞える時代はとっくに終わってしまったんだと思います。

これから新時代に向けて、ファンがどうあるべきか。
僕たちも今までの価値観に捉われず、変わらないといけないんじゃないでしょうか?


すみません。コメント返しにしては長すぎました(爆)
[ from Rush : 2010/10/15 10:44 ]
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