忍者ブログ
[974]  [973]  [972]  [971]  [970]  [969]  [968]  [967]  [966]  [965]  [964
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

20101006_Henry.jpgクラブが売却話を公にしました。

売却相手はBoston Red SoxのオーナーであるNew England Sports Ventures(NESV)という持ち株会社。
Liverpoolが抱える負債を完済する資金力を持った団体だそうです。

ただし現時点ではオーナーサイドを除く役員会での決定止まり。

700億円の高値売却を希望していたオーナーサイドは反対しているようです。
オーナーサイドはこの動きを阻止するためにChristian PurslowとIan Ayreを役員会から外そうとしたほどで、これからかなりの騒動になりそうです。

ですが、公式発表されたということは、役員会側が「かなりの勝算あり」と踏んでいるのでしょう。
オーナーがRBSから借りた借金(313億円)の返済期限が迫っており(結局10/15あたりで良いの?)、そこまでに結論が出るのではないかというのが大筋の見方です。

ところで名前の挙がっているNESV。
オーナーのJohn Henry氏は先物取引や外国為替取引で財を成した人物だそうです。

経営の危機に喘いでいたRed Soxを買収し見事に立て直した実績を持っています。
Red Soxの試合をテレビ中継したりスポーツマーケティングに関するコンサルティングを行うなど、子会社を作ってRed Soxの持つブランド力を最大限に活用したそうです。
Liverpoolもブランド力はあるクラブ。NESVとしては当然そこを期待しているのでしょう。


そしてRed Soxの本拠地であるFenwey Parkは古くて狭いスタジアム。改修して座席数を増やしただけでなく、ショップなどを作って入場料収入の不足を補ったとか。
もしかするとAnfieldも…。


まぁRed Soxで見せた実績をそっくりそのままLiverpoolに持ち込める保証はありませんからネ。
「H&Gがいなくなった。やったぁ万歳」ではなく、ファンも覚悟が必要です。
ただどこぞの石油王のような、限られた資源で富を築いている人物よりも、自らの手腕で富を築いたという方が安心は出来ますかネ?


いずれにせよ大切なのはこの売却がクラブに真の幸福をもたらすものなのかどうかということ。
僕のような一般人レベルには蓋を開けてみなければ分からない部分ですので、そうあることを願うだけです。

新しいオーナーには資金を湯水の如く投入すれば良いというのではなく、まずは健全な経営体質づくりをお願いしたいです。



…それにしても「H&Gが役員外しを画策した…」とか…こんな内輪話が公になるとは何とも情けない…。
PR
COMMENT
お名前
コメント
パスワード(コメントを後で編集する場合に必須です)
Profile

HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Ranking
応援のClickをお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

人気ブログランキングへ
Liverpool Time
Recent Entry
(08/20)
(08/05)
(07/24)
(07/22)
(07/15)
Twitter
Calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Search
忍者ブログ [PR]