Voroninの挑戦

まずはBenitezのコメント。
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彼(Voronin)は昨シーズンドイツでたくさんのゴールを決めて本当によくやりましたよ。
そして彼はクラブに残ってポジション争いをしたいと言ってくれました。

彼にはFernando TorresとSteven Gerrardが我々のファーストチョイスだから大変なことだと伝えたのですが、彼はそのことやチームの選手層のことを認めてくれました。

ですが彼はこのクラブがいつも1シーズンで60試合戦うことも知っていますし、それがチャンスがあるということを意味しているのだと理解しています。
彼は自分のポジションのために戦うでしょう。

Voroninは良くやっています。昨年のプレシーズンでも彼は本当に良かったですし、ドイツのHertha Berlinへローン移籍した昨シーズンもとても良かったです。
彼には我々が常に探し求めているゲームインテリジェンスがあります。
彼は現在Liverpoolの選手です。彼次第ですが、彼は一生懸命にやリ続け、良いプレーをしていますからチャンスが来るでしょう。


彼が戻ってきてくれたことは良かったですネ。彼と契約をした時、我々は相手の守備ラインの間でプレーできる能力の高いセカンドストライカーを探していました。

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Benitezの言うように昨年のプレシーズンは本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていたので結構期待していたんですよネ。
ところがKeane獲得というニュースがあって居場所を失うことになってしまいました。
移籍先のHerthaでは一時はチームを首位に立たせる原動力となるなど、彼の貢献度は高かったと思います。

これでHerthaがChampions League行きを決めていれば、彼もHerthaに残れたのですが、残念ながら最後の最後で力尽きましたネ…。
本人もHerthaに残りたかったようなフシはありますので少し可哀想でした。


そんな彼が新シーズンは心機一転、Liverpoolで頑張りたいと言ってくれたんですから嬉しいじゃないですか。
誰が見てもTorres-Gerrardのコンビが最優先というのは明らかな状況にも関わらず。
こういう心意気を持ってくれる選手に対しては応援にも力が入ります。
今のご時世「レギュラー保証してくれるチームに行きたい」なんてふざけたことを言うヤツもいるくらいですからネ…。


彼ってポジショニングが上手いなぁと思います。
FWにしては背が低いですから、相手とのぶつかり合いは極力避け、スペースを見つけていつの間にかフリーでそこに入り込んでいる…。
そういう部分がBenitezの言うところのゲームインテリジェンスなのかな？と思います。
まぁ彼と契約した時は彼の実力を疑った目で見てたんですけどネ(苦笑)

ごめんよ、Voronin…。


Benitezには単なるカップ戦要員としてでは無く、勝負どころでの起用を…つまりは絶妙な采配をお願いしたいですネ。