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20090509_Carragher.jpgまずはCarragherのコメント。
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Samiがいないというのは不思議な気分になるでしょうネ。
毎年シーズン前に、1人2人の新人がいて何人かがチームを去っているのは分かっているんですが、Samiはそこにいると思ってチームに戻ってくるんですからネ。
ランニングをする時はいつも彼が先頭に立って走っていました。彼はとても優秀なトレーナーでしたし、とても素晴らしいプロフェッショナルでしたから、慣れるのに時間が掛かるでしょうネ。


僕はこの日が来るのがそう遠くないとある程度みんな分かっていたと思います。
だってSamiは彼が望むほどのプレー機会が与えられていませんでしたし、彼はファーストチームでレギュラーとしてまだ十分プレーできると感じているんですから。

ですがこの夏に彼がチームを離れると聞かされてからまだ驚いていますよ。さっき言ったように彼はいつもそばにいる人だと思っていましたからネ。

Samiはレジェンド以外の何ものでもないと思いますよ。
彼が初めてクラブに来てからの彼の堅実さやパフォーマンスを見れば、今までいた中でも最高のセンターバックと言わなければならないでしょう。
すぐに思い浮かぶ名前はRon Yeats、Alan Hansen、Emlyn Hughes、Mark Lawrensonですネ。そして僕の中ではSamiは彼らの中に加わります。

彼の移籍金のことを考える時は、彼は今までクラブが契約した偉大な選手たちの中の最高の1人だと評価しなければなりません。
Samiがディフェンスでプレーしているということは、彼が必ずしも称賛を得られるばかりではないことを意味していると、僕は実際いつも言ってきました。

ZolaやHenryやBergkampのような選手はすぐに思い浮かびますし、彼らが称賛を与えられる選手であることは全くその通りだと思います。彼らがこの国でプレーしていた時、どれほど良いプレーをしていたかみんな知っていますからネ。
ですが僕からすればSamiはとても長い間トップレベルで非常に良いプレーを見せてきたんですから、彼らと並び称されなけばなりません。

彼は確かにPremier League始まって以来の最高の外国人選手の1人ですし、彼は恐らくLiverpoolが今まで契約した外国人選手の中でも最高の選手でしょう。ですがFernando Torresが数年のうちにそのタイトルを要求するでしょうけどネ。


Samiが長年に渡ってとても安定したプレーをしていたので、一番の思い出を決めるのは簡単でありませんよ。
もし1試合選ばされるとすれば、2001年UEFAカップ準決勝のBarcelona戦のセカンドレグじゃないでしょうか。

当時RivaldoはBarcelonaの大きい脅威となっていましたし、世界最高の選手の1人だと考えられていましたから、彼を抑えるために自分たちが上手くやらなければならないんだと理解していました。
Samiは際立っていましたネ。僕にとってあの試合は恐らく彼の最高の時でした。物凄いタックルをRivaldoに決めたのを覚えていますし、あれは彼のパフォーマンスの全てを物語っていましたよ。
あのシーズンを振り返れば、Samiはトレブル達成の時の大きな推進力の1つだったでしょうネ。

Istanbulは確かにもう1つのハイライトですが、もう2、3人しかいないあの夜のメンバーだったSamiがクラブを離れるのは少し悲しいなと思いますネ。
それがフットボールですが、最近の選手の入れ替わりの速さを示していますネ。


彼は僕の仲間ですから口先だけでは言えませんが、Samiがドイツに行って、向こうのリーグで自分が最高のディフェンダーであることを確立してくれると僕は信じています。


これは彼の選んだ道です。彼は僕やLiverpoolにいる他のみんなにとって素晴らしいお手本となりましたし、彼のプロ意識を称賛せざるをえませんネ。

僕は監督がここにスタッフとしてSamiが戻って来ることを歓迎していると言ったことを知っていますが、それは彼がどれほど高い評価を受けていたかを示していますよ。

彼はここにいるのが当たり前の存在でしたし、彼がいなくなると少し不思議な気がするでしょうネ。

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コンビを組んできたHyypiaがいなくなるのはCarragherとしても寂しいところでしょう。

誰もが口にするHyypiaのプロ意識。
彼の姿勢はきっと若い選手たちの参考となったでしょうし、それを失うことはもしかするととてつもなく大きいのかも知れませんネ。

Hyypiaを失うことで、逆に選手1人1人が「彼のプロ意識を忘れてはいけない」とフットボールに打ち込んでくれるようになれば最高なのですが。
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