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Gerrardの退団をいまだに実感出来ない自分がいます。
来シーズンもキャプテンマークを左腕に巻いた彼がAnfieldを駆け回っているんじゃないか…いや、そんなことすら考えようともしない、普段と何ら変わらない平凡なオフシーズンを過ごしています。
Carragherが引退した直後はそれなりに落胆し、空虚感のようなものも感じました。
それがGerrard退団後には無いんですよネ…。
「引退」と「退団」の違いがあるのかもしれない。
シーズン終盤の失速、とりわけStoke戦での大惨敗のショックの方が勝っているからかもしれない。
DubaiでToure兄弟のチャントで踊り狂う、一切の湿っぽさの無さがそう感じさせるのかもしれない。
理由はよく分かりませんが、とにかくGerrardがいなくなるんだといまだ実感出来ていない自分がいます。
来シーズンもキャプテンマークを左腕に巻いた彼がAnfieldを駆け回っているんじゃないか…いや、そんなことすら考えようともしない、普段と何ら変わらない平凡なオフシーズンを過ごしています。
Carragherが引退した直後はそれなりに落胆し、空虚感のようなものも感じました。
それがGerrard退団後には無いんですよネ…。
「引退」と「退団」の違いがあるのかもしれない。
シーズン終盤の失速、とりわけStoke戦での大惨敗のショックの方が勝っているからかもしれない。
DubaiでToure兄弟のチャントで踊り狂う、一切の湿っぽさの無さがそう感じさせるのかもしれない。
理由はよく分かりませんが、とにかくGerrardがいなくなるんだといまだ実感出来ていない自分がいます。
そもそも僕はGerrardはLiverpoolで引退する選手なのだろうと勝手に思っていました。
2004年、2005年に起こったChelseaへの移籍騒動を乗り越え残留を決意してくれた後は、たとえどんなことが起ころうとも彼がLiverpoolを去って別のユニフォームを着る姿なんて一切想像しませんでしたネ。
チームが不振を極めようが、若手にポジションを譲ることになろうが、契約が提示されればペンを走らせてくれる…いまにして思えば根拠など全くないことを確信めいたように思い込んでいました。
2001年のカップトレブル、2005年のCL制覇、2006年のFA Cupなどいくつかのタイトルには恵まれたものの、彼が過ごした17年間のうちにLiverpoolに隆盛が訪れることは結局ありませんでしたネ。
世界屈指のミッドフィルダーと呼ばれた彼であれば、メダルやトロフィーに囲まれたキャリアを送ることも可能だったはず。
彼の17年がLiverpoolの低迷期と重なってしまったのは悲運としか言いようがありません。
年を追う毎に競争力を失い、ライバルに水をあけられる状況に危機感を持ち、補強の重要性を訴えていてたGerrard。
TorresやSuarezなどトップクラスの選手を獲得出来たものの、結局彼らが根付くことはなく強さを維持、発展させることは出来ませんでしたネ。
これまでのキャリアを彼自身どう感じているかは図りかねますが、やはり満ち足りない日々を過ごすことが多かったのではないでしょうか。
それでもそこから逃げ出すことなく、そればかりかLiverpool史上最長となる12年もの長きに渡ってキャプテンとしてチームを牽引してくれた彼には感謝しかありません。
…いや、彼の貢献を前にしては「感謝」という言葉すら安っぽく感じてしまいますネ。
「Liverpool以上の存在はない」とはよく言いますが、僕はいつの間にかLiverpoolの浮沈にGerrardの生き様を重ね合わせ、「LiverpoolはGerrardであり、GerrardはLiverpoolである」と無意識的に思うようになっていました。
その彼が旅立ってしまう…。
Gerrardのプレーをもう見ることが出来なくなるのは本当に残念。
なぜこういう道を選ばざるを得なくなったのか…本音を言うと少しRodgersの言葉を恨めしく思っていますが(苦笑)、今となっては新天地での彼の成功をただただ祈るしかありませんネ。
Gerrardに後ろ髪を引かせるような思いをさせないためにも、良いチーム変革を行い、これまで以上の実績を手に入れられるよう努力していかなければなりませんネ。
Gerrardからのメッセージ。
==================================================
ファンのみんなへ
別れを告げるのは簡単なことではない。
Liverpool Football Clubは僕が8歳で入団して以来、僕の人生の大部分を占めていたのだから、別れがどれほど寂しいものとなるかは分かっている。
Anfieldでの最後の試合となったCrystal Palace戦、そして僕の最後の試合となったStoke City戦は家族や僕にとって感傷的なものとなった。
けれどサポーターであるみんなからの見送りにはとても感動させられたし、みんな1人1人に感謝を述べたいと願っている。とても光栄なことであり、僕の今後の人生における宝物になったよ。
長きに渡ってこのクラブを代表して来れたことは大変な名誉だ。
子供の頃はHuytonのIronside Roadでボールを蹴っていたけれど、その頃からLiverpoolでプレーしたいと思い描いていたよ。1度でいいからLiverpoolのユニフォームに袖を通してみたいと夢見ていたんだ。
その夢を叶えられるなんて考えたことは無かったから、ファーストチームで17年間過ごすことが出来、710試合の出場を果たしたことを振り返るととても誇らしく思えるよ。
僕は世界最高のサポーターのためにプレーすることを愛していたんだ。
素晴らしい旅だったよ。そこに大きな浮き沈みはあったけれど、みんなは僕に対してずっと最高のサポートをし続けてくれたんだ。それを忘れることは出来ないよ。
良い時期は全てが楽しかった。子供の頃からいたクラブで成し遂げたものだからね。特別な瞬間を僕たちは分かち合って来たんだ。
僕のキャリアの絶頂はもちろん10年前のIstanbulに到達した時だ。人生最良の夜だった。トロフィーを掲げた時は僕ほど誇らしげな男はこの世にいなかっただろう。
トロフィーをみんなの元に届けられたことは僕にとって多くのことを意味したんだ。AC Milan戦でのあの有名な巻き返しを図る上で、サポーターはとても大きな役割を担ってくれていた。悪夢のような前半を終えた後、うなだれていた僕たちをみんながどうやって奮い立たせてくれたか、それを忘れることは無いだろう。
みんなは僕にLiverpoolの要求に応えることに対するプレッシャーについて質問してくれることがあるけれど、それを重荷だと思ったことは一度も無かったよ。大きな責任はあったけれど、僕は常にそれを楽しみ、受け入れていたんだ。
このクラブのキャプテンをこれほどの長きに渡って務めて来れたことはとても名誉なことだ。僕は常にベストを尽くし、手本となるよう努めていたんだ。
僕に成長を促してくれた素晴らしい選手や監督の側でプレー出来たことはとても幸運だった。長年に渡る犠牲、貢献、忠誠…これら恩返しとして僕がしてきたことに誇りを持っているよ。
だけど何より僕が幸運だと感じるのは、みんなの前で長きに渡ってプレーする機会を与えてもらったことなんだ。
Liverpoolはホームであり、僕はこの街のことを愛しているよ。
だけど今はアメリカに渡る準備をして、新たな扉を開く時が来たんだと思う。
キャリアの終焉となるこれからの数年間も僕は毎週プレーすることを望んでいるし、MLSのLos AngelsGalaxyで新しいチャレンジに踏み出すのを楽しみにしているよ。
しばらくはここを離れることになるけれど、これでLiverpool FCとの長きに渡る繋がりが途絶えるわけではない。僕はこのクラブのサポーターであり、それはこれからも続くよ。
いつかまたここに戻る機会を得て、クラブに役立てることを望んでいる。将来、何かの形で貢献出来るんじゃないかと感じているんだ。
だけど今日は過去を振り返り、この20年ファンのみんながしてくれた多大なるサポートに感謝の意を伝えたい。みんなが僕の夢を叶えるために何度も何度も支えてくれた。そして何物にも変え難い思い出を僕に与えてくれたんだ。
いままでどうもありがとう。
Steven Gerrard
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2004年、2005年に起こったChelseaへの移籍騒動を乗り越え残留を決意してくれた後は、たとえどんなことが起ころうとも彼がLiverpoolを去って別のユニフォームを着る姿なんて一切想像しませんでしたネ。
チームが不振を極めようが、若手にポジションを譲ることになろうが、契約が提示されればペンを走らせてくれる…いまにして思えば根拠など全くないことを確信めいたように思い込んでいました。
2001年のカップトレブル、2005年のCL制覇、2006年のFA Cupなどいくつかのタイトルには恵まれたものの、彼が過ごした17年間のうちにLiverpoolに隆盛が訪れることは結局ありませんでしたネ。
世界屈指のミッドフィルダーと呼ばれた彼であれば、メダルやトロフィーに囲まれたキャリアを送ることも可能だったはず。
彼の17年がLiverpoolの低迷期と重なってしまったのは悲運としか言いようがありません。
年を追う毎に競争力を失い、ライバルに水をあけられる状況に危機感を持ち、補強の重要性を訴えていてたGerrard。
TorresやSuarezなどトップクラスの選手を獲得出来たものの、結局彼らが根付くことはなく強さを維持、発展させることは出来ませんでしたネ。
これまでのキャリアを彼自身どう感じているかは図りかねますが、やはり満ち足りない日々を過ごすことが多かったのではないでしょうか。
それでもそこから逃げ出すことなく、そればかりかLiverpool史上最長となる12年もの長きに渡ってキャプテンとしてチームを牽引してくれた彼には感謝しかありません。
…いや、彼の貢献を前にしては「感謝」という言葉すら安っぽく感じてしまいますネ。
「Liverpool以上の存在はない」とはよく言いますが、僕はいつの間にかLiverpoolの浮沈にGerrardの生き様を重ね合わせ、「LiverpoolはGerrardであり、GerrardはLiverpoolである」と無意識的に思うようになっていました。
その彼が旅立ってしまう…。
Gerrardのプレーをもう見ることが出来なくなるのは本当に残念。
なぜこういう道を選ばざるを得なくなったのか…本音を言うと少しRodgersの言葉を恨めしく思っていますが(苦笑)、今となっては新天地での彼の成功をただただ祈るしかありませんネ。
Gerrardに後ろ髪を引かせるような思いをさせないためにも、良いチーム変革を行い、これまで以上の実績を手に入れられるよう努力していかなければなりませんネ。
Gerrardからのメッセージ。
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ファンのみんなへ
別れを告げるのは簡単なことではない。
Liverpool Football Clubは僕が8歳で入団して以来、僕の人生の大部分を占めていたのだから、別れがどれほど寂しいものとなるかは分かっている。
Anfieldでの最後の試合となったCrystal Palace戦、そして僕の最後の試合となったStoke City戦は家族や僕にとって感傷的なものとなった。
けれどサポーターであるみんなからの見送りにはとても感動させられたし、みんな1人1人に感謝を述べたいと願っている。とても光栄なことであり、僕の今後の人生における宝物になったよ。
長きに渡ってこのクラブを代表して来れたことは大変な名誉だ。
子供の頃はHuytonのIronside Roadでボールを蹴っていたけれど、その頃からLiverpoolでプレーしたいと思い描いていたよ。1度でいいからLiverpoolのユニフォームに袖を通してみたいと夢見ていたんだ。
その夢を叶えられるなんて考えたことは無かったから、ファーストチームで17年間過ごすことが出来、710試合の出場を果たしたことを振り返るととても誇らしく思えるよ。
僕は世界最高のサポーターのためにプレーすることを愛していたんだ。
素晴らしい旅だったよ。そこに大きな浮き沈みはあったけれど、みんなは僕に対してずっと最高のサポートをし続けてくれたんだ。それを忘れることは出来ないよ。
良い時期は全てが楽しかった。子供の頃からいたクラブで成し遂げたものだからね。特別な瞬間を僕たちは分かち合って来たんだ。
僕のキャリアの絶頂はもちろん10年前のIstanbulに到達した時だ。人生最良の夜だった。トロフィーを掲げた時は僕ほど誇らしげな男はこの世にいなかっただろう。
トロフィーをみんなの元に届けられたことは僕にとって多くのことを意味したんだ。AC Milan戦でのあの有名な巻き返しを図る上で、サポーターはとても大きな役割を担ってくれていた。悪夢のような前半を終えた後、うなだれていた僕たちをみんながどうやって奮い立たせてくれたか、それを忘れることは無いだろう。
みんなは僕にLiverpoolの要求に応えることに対するプレッシャーについて質問してくれることがあるけれど、それを重荷だと思ったことは一度も無かったよ。大きな責任はあったけれど、僕は常にそれを楽しみ、受け入れていたんだ。
このクラブのキャプテンをこれほどの長きに渡って務めて来れたことはとても名誉なことだ。僕は常にベストを尽くし、手本となるよう努めていたんだ。
僕に成長を促してくれた素晴らしい選手や監督の側でプレー出来たことはとても幸運だった。長年に渡る犠牲、貢献、忠誠…これら恩返しとして僕がしてきたことに誇りを持っているよ。
だけど何より僕が幸運だと感じるのは、みんなの前で長きに渡ってプレーする機会を与えてもらったことなんだ。
Liverpoolはホームであり、僕はこの街のことを愛しているよ。
だけど今はアメリカに渡る準備をして、新たな扉を開く時が来たんだと思う。
キャリアの終焉となるこれからの数年間も僕は毎週プレーすることを望んでいるし、MLSのLos AngelsGalaxyで新しいチャレンジに踏み出すのを楽しみにしているよ。
しばらくはここを離れることになるけれど、これでLiverpool FCとの長きに渡る繋がりが途絶えるわけではない。僕はこのクラブのサポーターであり、それはこれからも続くよ。
いつかまたここに戻る機会を得て、クラブに役立てることを望んでいる。将来、何かの形で貢献出来るんじゃないかと感じているんだ。
だけど今日は過去を振り返り、この20年ファンのみんながしてくれた多大なるサポートに感謝の意を伝えたい。みんなが僕の夢を叶えるために何度も何度も支えてくれた。そして何物にも変え難い思い出を僕に与えてくれたんだ。
いままでどうもありがとう。
Steven Gerrard
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COMMENT
無題
フットボールというのは理不尽ですね。
昨シーズンのスリップの時も思いましたが、ユナイテッド戦の退場やアンフィールドでのラストゲーム、そしてストークでの最終試合。
フットボールの神様にはもう少しジェラードに恩恵をあげて欲しかった。
リバプールで一つのトロフィーを獲得することは、他のクラブでたくさんのトロフィーを獲得することよりもずっと価値がある。という言葉には少し泣いてしまいました。
それでもジェラードは責任から逃れようとしたことはないし、重荷と思ったこともないと言っていますし、彼なら「僕が不幸?子供の頃からの夢のクラブで、キャプテンとしてプレーしてトロフィーを獲得し、最高のファンからサポートを受けたんだ。こんなに幸せのことはないよ。」なんて言ってくれるんじゃないかと妄想してしまいます。
ジェラードがいないリバプールなんて見たことないですし、これからもサポーターでいられるかなんてわかりませんが、今はジェラードの新天地での活躍を心から祈るばかりです。
昨シーズンのスリップの時も思いましたが、ユナイテッド戦の退場やアンフィールドでのラストゲーム、そしてストークでの最終試合。
フットボールの神様にはもう少しジェラードに恩恵をあげて欲しかった。
リバプールで一つのトロフィーを獲得することは、他のクラブでたくさんのトロフィーを獲得することよりもずっと価値がある。という言葉には少し泣いてしまいました。
それでもジェラードは責任から逃れようとしたことはないし、重荷と思ったこともないと言っていますし、彼なら「僕が不幸?子供の頃からの夢のクラブで、キャプテンとしてプレーしてトロフィーを獲得し、最高のファンからサポートを受けたんだ。こんなに幸せのことはないよ。」なんて言ってくれるんじゃないかと妄想してしまいます。
ジェラードがいないリバプールなんて見たことないですし、これからもサポーターでいられるかなんてわかりませんが、今はジェラードの新天地での活躍を心から祈るばかりです。
悪即斬さん
コメントありがとうございます。
Gerrardはここ数年本当に神様から見放されていましたネ。信じられないような出来事がいくつもありました。
違う時代に生まれていればより素晴らしいキャリアを歩めていただろうと思いますが、振り返って考えると、クラブの低迷期に彼がいてくれたことがサポーターの心のよりどころとなり、付いていくことが出来ていたのではないかと感じますネ。
生粋のLiverpoolサポーターである彼は全サポーターの夢や希望をピッチ上で表現する代弁者であったと思います。
その彼の退団がどれほどの喪失感を伴うものかは来シーズンの開幕を迎えて初めて感じるのかも知れませんネ。
Gerrardはここ数年本当に神様から見放されていましたネ。信じられないような出来事がいくつもありました。
違う時代に生まれていればより素晴らしいキャリアを歩めていただろうと思いますが、振り返って考えると、クラブの低迷期に彼がいてくれたことがサポーターの心のよりどころとなり、付いていくことが出来ていたのではないかと感じますネ。
生粋のLiverpoolサポーターである彼は全サポーターの夢や希望をピッチ上で表現する代弁者であったと思います。
その彼の退団がどれほどの喪失感を伴うものかは来シーズンの開幕を迎えて初めて感じるのかも知れませんネ。
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性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
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