お疲れ様でした

World Cupはスペインの初優勝で幕を閉じました。

TorresやReina、おまけにArbeloa…Alonsoを除くLiverpool出身の選手たちにとっては恵まれない大会でしたが、優勝して終われたことは良かったと思います。
彼らの晴れ晴れとした表情が見れたことが何よりでした。
Torresは故障明けで思うようにプレー出来ず、相当もどかしい思いをしているんじゃないかと心配していましたが、最後にこんな笑顔を見ることが出来てホッとしました。

一方のオランダのKuyt、Babelはあと一歩届かず残念でした。
グループリーグからオランダが見せ続けた試合は素晴らしかったですし、充分勝者に値するものだったと思います。
特にKuytはLiverpoolでのプレーさながらにピッチを走り回り、守備に攻撃に貢献してくれました。結果的に自身の得点は1ゴールだけでしたが何度となく得点機を演出してくれましたし、Kuytがいなければ恐らく決勝の舞台に進むことはなかったでしょう。

そしてBabel。ずっとベンチを温めることになったけれど、この経験をどう消化するか。
これから自分が何を目指すべきかを考え、クラブで結果を出して欲しいですネ。

Kuytが主審を務めたWebbに文句を言っているらしいですが、カードを出されても仕方のないようなファウルが沢山あったのは事実。
ただWebbもさ、生真面目にカードを出して裁くんじゃなくてさ、そうなる前にもっと試合をコントロールして欲しかったです。
特にどちらも初優勝を狙って、普段以上に熱くなって当然の試合。こんな時こそ審判の落ち着いたゲームコントロールが試合をより一層面白いものにするので す。



決勝に立った選手だけでなく、この大会に出場したLiverpoolの選手全員に「お疲れ様」と言いたいです。
この大会で得たものに満足できた選手、そうでない選手それぞれだったと思います。
でもどんな形であれこの経験はきっと自分の糧となるでしょうし、それを自分のこれからのフットボール人生に活かしてもらいたいですネ。

これからLiverpoolの選手たちも自分の去就を決め、新たなシーズンを迎えることになります。
また胸の熱くなる試合を見せてもらいたいですネ。
もちろんLiverpoolで。