Benitezの将来 Entry51

Entry48で「BenitezがLiverpoolを離れる理由が思い浮かばない」ということを言ったんですが、時を同じくしてオーナーとの間に意見の食い違いがあったことが分かりました。

Benitezは「冬にフリーになる選手を獲りたい」と願い出たもののHicksが「補強はParryに任せるから君はトレーニングと指揮に専念したまえ」ということを言ってはねつけてしまったようです。それに対してBenitezが不満タラタラでプレスに対して八つ当たり。

何を聞かれても「私は自分のチームのトレーニングと指揮に専念するだけです」と繰り返すだけ。
子供か(笑)


オーナーの気持ちも分かるんですよネ。確かにシーズン前にBenitezが望む大型補強をしたけど、まだそれに見合う成績を残していない。オーナー側からすれば投資に対する評価をする必要がある。結果が出ていないから、故障者が出ているからといってすぐ「補強」を望むのではなく、まずは現在のチームで何とかやり遂げろということですよネ。

Benitezに限った問題では無いですが、やっぱり監督は一部を除いて短期的(基本１シーズンよくて自分の在任期間)にしか物事を判断しないことが多いのではないかと思います。それを中長期的に判断するのがフロントのあるべき姿。いかにしっかりしたビジョンを持ち、実行できるかが有能なフロントであるか否かの判断のしどころだと思います。
だから監督が望むがままに選手補強に応じるフロントってのもイマイチだと思います。逆に現場と感覚の乖離しすぎたフロントってのもイマイチですけどネ。

恐らく今回の件でBenitezの解雇だとかに発展することは無いと思いますが、12月中旬に行なわれるHicks、Gillett、Parry、Benitez(同アルファベット連続率50%(笑))の4者会談でしっかり意識合わせをしてもらいたいと思います。
もし補強が認められなくても逆に「ヤったろうじゃねぇの」って気概をBenitezには見せてもらいたいですネ。
ということでこの冬のマーケットで大きな動きはなさそうです。正直、夏に獲り逃したCBくらいは認めてくれてもいいんじゃない？って思いますけどネー(笑)

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