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故障者続出でベストメンバーを組めないチームを相手にほぼ互角の戦いをされてしまったという印象です。
Liverpoolは前節からSuarezとFlanaganを外してKuytとKellyを起用しました。
ビッグマッチであってもSuarezやMeirelesをベンチに置いておける余裕…改めてLiverpoolの選手層の変わりぶりに驚いています。
そして彼らを外した試合ですが、どうもCarrollとの距離感がイマイチ(離れ過ぎ)と思うのは気のせいか…。
彼の高さは確かに魅力的で20分のEnriqueのクロスからSagnaに競り勝ってヘディングシュートに持って行った場面などを見ても、彼の強さを活かすのは間違いではないと感じます。
それはここ数年のLiverpoolが欲していた能力でもありますしネ。
ただそれにプラスして周りがもっと連携して相手を崩す場面も欲しい。Hendersonも良くやっているとは思いますが、あのポジションを任されたのであればもっともっとCarrollに絡んだり追い越したりする動きを狙ってもらいたいですし、両サイドにいたKuytやDowningにもそういう役割を担ってもらいたいです。
…ファンは本当にワガママですネ(苦笑)
良かった点はAdamがまた存在感を見せつけてくれたところ。
長短のパス出し、ミドルシュートにロングシュートとLiverpoolの攻撃のキーパーソンとなってくれていました。Gerrardの抜けた穴は充分に埋めてくれていると感じますネ。
それからEnriqueも良かったです。
守備ではミスなく体の強さも見せてくれましたし、自由を与えると厄介なWalcottを完全に消していました。
合流して間もない選手を使ったのは伊達じゃありませんでしたネ。今後も凄く期待してしまいます。
DowningもHendersonも良いプレーを見せてくれていますし、まだ気が早いと言われるかもしれませんが今シーズンの補強は大当たりだと感じさせてくれますネ。
後は途中出場のSuarezとMeirelesも見事に結果を出してくれました。
足元が上手いだけでなく、スペースを見つけて走り込んだり相手を活かしたりと、本当に「フットボールが上手い」なぁと思います。
HendersonなんかはMeirelesのような動きを参考にしてくれればと思いますし、それが出来る選手だと思うんですけどネ。
一方LucasとAdamの守備のマズさは今後に向けても気掛かり。
この試合では3度のマズい場面がありました。
1つ目は34分にNasriに自陣からの単独ドリブルを許してシュートまで持ち込まれたシーン。
この場面の起点はAdamのパスミスがあったのですが、前線に上がってAdamが出したパスがFrimpongにカットされNasriにボールが渡ろうとしたところにLucasが飛び込んでしまいました。イーブンなボールでしたからチャレンジしたくなる気持ちも分かりましたが、あのシーンではLucasの後ろには広大なスペースが広がっており、そこでボールを奪えなければかなりのピンチになります。…そして結果的に不用意に飛び込んだLucasがNasriにワンタッチで交わされてしまい、それが現実となってしまいました。
2つ目は前半ロスタイムの46分。これもNasriにシュートまで持ち込まれた場面ですが、1つ目と同様Nasriにボールが入るところを狙ってLucasが飛び込んでかわされてしまいました。その時のAdamはLucasとほぼ同列にいたのですが、Lucasがボールを奪えると読んで前線に上が る方に体勢を動かしていました。まぁAdamがそこから下がる方向に体の向きを変えていたとしてもNasriを止めることは出来ませんが、彼がシュートではなくパスを選択した時にはAdamの下がりが利いたかもしれません。
そして彼の意識が守備寄りなのか攻撃寄りなのかが分かる場面でしたネ。
3つ目は76分のVermaelenにドリブルからシュートに持ち込まれた場面。
この場面では右サイドで相手スローインに対応して中央にいないLucas。そこでボールは奪えずセンターサークル付近にいたVermaelenにボールが渡ってしまい、ドリブルを開始。中央に待ち構えてVermaelenの進行もしくはパスコースを消す動きを消すべき役目を担うのはAdam1人しかいませ んでした。ところがAdamはなぜかフワフワとEnriqueのいる方にポジションを移して右サイドを開けてしまう。Vermaelenが左利きであるこ とを考えれば動くのは少なくとも彼の逆足側では無いハズです。
Lucasが中央にいなくなっているというのを見失ったのかなと思わせるような場面でした。
この3度のうち1つでも失点を許していれば、勝利を得るのは難しかったかも知れません。
試合の中でCMFの2人が揃わない場面は必ず発生します。
特にLucas、AdamはSpearingやPoulsenに比べ攻撃の意識を持っている2人です。
今回はLucas、Adamの双方ともに1人になる場面がありましたが、そうなった時に相手の攻撃を止めるためにどう対応するのか。
その手法を間違えば容易に相手の突破を許してしまうことになります。2人だけでなくチーム全体で考えて行ってもらわなければなりませんネ。
それから僕を悩ませるのがDowning。
素晴らしいプレーを見せてくれているのと裏腹にやっぱり物足りなさを感じてしまいました。
Arsenal戦でも前節のSunderland戦でも凄く良いプレーをしてくれているのは感じていますし、物足りなさは感じつつも評価は高いんですけどネ(苦笑)
で、どうしてそんな矛盾を感じてしまうのか気になって彼の入団以来のプレーを振り返ってみたのですが、どうも味方ながら感じた彼のクロスに対する恐怖心が無くなってしまっているんですよネ。
Valencia戦などで見せてくれた鋭いクロスに可能性を感じていたのですが、開幕からの2試合ではそれがイマイチ感じられなくなっています。もちろん 相手関係もありますし、もしかするとDowningではなく他の選手が悪いのかも知れませんが(苦笑)、またゴールの予感をさせる鋭いクロス(と、それに 合わせる選手)を見たいです。
決してパーフェクトな内容では無かったです。
それでもEmiratesから3ポイントを持ち帰ることが出来たのは大きいですし、チームにポジティブな雰囲気をもたらしてくれたことでしょう。
チームの熟成を進めてもっともっと良いフットボールを見せて欲しいですし、それが出来るメンバーだと期待しています。
参考記事:Kuytのポジション争い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Arsenal 0 - 2 Liverpool
20 Aug 2011 12:45 , Barclays Premeier League(2)
-------------------------------------------------------------------
Wojciech Szczesny Pepe Reina
Carl Jenkinson Martin Kelly
Thomas Vermaelen Jamie Carragher
Laurent Koscielny Daniel Agger
Bacary Sagna Jose Enrique
Samir Nasri Lucas Leiva
Emmanuel Frimpong Jordan Henderson
Aaron Ramsey Charlie Adam
Theo Walcott Stewar Downing
Robin Van Persie Dirk Kuyt
Andrey Arshavin Andy Carroll
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Alex Chamberlain Raul Meireles
Lukasz Fabianski Luis Suarez
Marouane Chamakh Maxi Rodriguez
Ryo Miyaichi Jay Spearing
Henri Lansbury Alexander Doni
Ignasi Miquel Martin Skrtel
Nicklas Bendtner John Flanagan
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Ramsey(OG 78)
Suarez(90)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Miquel(Koscielny 15) Meireles(Kuyt 71)
Lansbury(Arshavin 71) Suarez(Carroll 71)
Bendtner(Walcott 80)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Martin Atkinson
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Frimpong(8) Carroll(28)
Frimpong(70) Lucas(44)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
Frimpong(70)
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Emirates Stadium
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Arsene Wenger Kenny Dalglish
長短のパス出し、ミドルシュートにロングシュートとLiverpoolの攻撃のキーパーソンとなってくれていました。Gerrardの抜けた穴は充分に埋めてくれていると感じますネ。
それからEnriqueも良かったです。
守備ではミスなく体の強さも見せてくれましたし、自由を与えると厄介なWalcottを完全に消していました。
合流して間もない選手を使ったのは伊達じゃありませんでしたネ。今後も凄く期待してしまいます。
DowningもHendersonも良いプレーを見せてくれていますし、まだ気が早いと言われるかもしれませんが今シーズンの補強は大当たりだと感じさせてくれますネ。
後は途中出場のSuarezとMeirelesも見事に結果を出してくれました。
足元が上手いだけでなく、スペースを見つけて走り込んだり相手を活かしたりと、本当に「フットボールが上手い」なぁと思います。
HendersonなんかはMeirelesのような動きを参考にしてくれればと思いますし、それが出来る選手だと思うんですけどネ。
一方LucasとAdamの守備のマズさは今後に向けても気掛かり。
この試合では3度のマズい場面がありました。
1つ目は34分にNasriに自陣からの単独ドリブルを許してシュートまで持ち込まれたシーン。
この場面の起点はAdamのパスミスがあったのですが、前線に上がってAdamが出したパスがFrimpongにカットされNasriにボールが渡ろうとしたところにLucasが飛び込んでしまいました。イーブンなボールでしたからチャレンジしたくなる気持ちも分かりましたが、あのシーンではLucasの後ろには広大なスペースが広がっており、そこでボールを奪えなければかなりのピンチになります。…そして結果的に不用意に飛び込んだLucasがNasriにワンタッチで交わされてしまい、それが現実となってしまいました。
2つ目は前半ロスタイムの46分。これもNasriにシュートまで持ち込まれた場面ですが、1つ目と同様Nasriにボールが入るところを狙ってLucasが飛び込んでかわされてしまいました。その時のAdamはLucasとほぼ同列にいたのですが、Lucasがボールを奪えると読んで前線に上が る方に体勢を動かしていました。まぁAdamがそこから下がる方向に体の向きを変えていたとしてもNasriを止めることは出来ませんが、彼がシュートではなくパスを選択した時にはAdamの下がりが利いたかもしれません。
そして彼の意識が守備寄りなのか攻撃寄りなのかが分かる場面でしたネ。
3つ目は76分のVermaelenにドリブルからシュートに持ち込まれた場面。
この場面では右サイドで相手スローインに対応して中央にいないLucas。そこでボールは奪えずセンターサークル付近にいたVermaelenにボールが渡ってしまい、ドリブルを開始。中央に待ち構えてVermaelenの進行もしくはパスコースを消す動きを消すべき役目を担うのはAdam1人しかいませ んでした。ところがAdamはなぜかフワフワとEnriqueのいる方にポジションを移して右サイドを開けてしまう。Vermaelenが左利きであるこ とを考えれば動くのは少なくとも彼の逆足側では無いハズです。
Lucasが中央にいなくなっているというのを見失ったのかなと思わせるような場面でした。
この3度のうち1つでも失点を許していれば、勝利を得るのは難しかったかも知れません。
試合の中でCMFの2人が揃わない場面は必ず発生します。
特にLucas、AdamはSpearingやPoulsenに比べ攻撃の意識を持っている2人です。
今回はLucas、Adamの双方ともに1人になる場面がありましたが、そうなった時に相手の攻撃を止めるためにどう対応するのか。
その手法を間違えば容易に相手の突破を許してしまうことになります。2人だけでなくチーム全体で考えて行ってもらわなければなりませんネ。
それから僕を悩ませるのがDowning。
素晴らしいプレーを見せてくれているのと裏腹にやっぱり物足りなさを感じてしまいました。
Arsenal戦でも前節のSunderland戦でも凄く良いプレーをしてくれているのは感じていますし、物足りなさは感じつつも評価は高いんですけどネ(苦笑)
で、どうしてそんな矛盾を感じてしまうのか気になって彼の入団以来のプレーを振り返ってみたのですが、どうも味方ながら感じた彼のクロスに対する恐怖心が無くなってしまっているんですよネ。
Valencia戦などで見せてくれた鋭いクロスに可能性を感じていたのですが、開幕からの2試合ではそれがイマイチ感じられなくなっています。もちろん 相手関係もありますし、もしかするとDowningではなく他の選手が悪いのかも知れませんが(苦笑)、またゴールの予感をさせる鋭いクロス(と、それに 合わせる選手)を見たいです。
決してパーフェクトな内容では無かったです。
それでもEmiratesから3ポイントを持ち帰ることが出来たのは大きいですし、チームにポジティブな雰囲気をもたらしてくれたことでしょう。
チームの熟成を進めてもっともっと良いフットボールを見せて欲しいですし、それが出来るメンバーだと期待しています。
参考記事:Kuytのポジション争い
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Arsenal 0 - 2 Liverpool
20 Aug 2011 12:45 , Barclays Premeier League(2)
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Wojciech Szczesny Pepe Reina
Carl Jenkinson Martin Kelly
Thomas Vermaelen Jamie Carragher
Laurent Koscielny Daniel Agger
Bacary Sagna Jose Enrique
Samir Nasri Lucas Leiva
Emmanuel Frimpong Jordan Henderson
Aaron Ramsey Charlie Adam
Theo Walcott Stewar Downing
Robin Van Persie Dirk Kuyt
Andrey Arshavin Andy Carroll
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SUBS:
Alex Chamberlain Raul Meireles
Lukasz Fabianski Luis Suarez
Marouane Chamakh Maxi Rodriguez
Ryo Miyaichi Jay Spearing
Henri Lansbury Alexander Doni
Ignasi Miquel Martin Skrtel
Nicklas Bendtner John Flanagan
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GOALS:
Ramsey(OG 78)
Suarez(90)
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SUBSTITUTIONS:
Miquel(Koscielny 15) Meireles(Kuyt 71)
Lansbury(Arshavin 71) Suarez(Carroll 71)
Bendtner(Walcott 80)
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REFEREE:
Martin Atkinson
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BOOKED:
Frimpong(8) Carroll(28)
Frimpong(70) Lucas(44)
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SENTOFF:
Frimpong(70)
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VENUE:
Emirates Stadium
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Arsene Wenger Kenny Dalglish
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COMMENT
無題
背の高い選手に浅いラインから放り込むのは、クラウチがいた頃を思い出しました。
確か彼もアーリークロスの連発に悩まされて、何時までたっても点が取れなかったですね。キャロルが同じトラウマにはまらないでほしいです。
勝ったのは良かった。でも修正すべき点も多かった試合だったと思います。
確か彼もアーリークロスの連発に悩まされて、何時までたっても点が取れなかったですね。キャロルが同じトラウマにはまらないでほしいです。
勝ったのは良かった。でも修正すべき点も多かった試合だったと思います。
シャンクさん
コメントありがとうございます。
まだこのチームになってからそれほど時間は経っていませんし、プレシーズンマッチもテストが出来たと感じるのも正直Valencia戦くらいしかありませんでしたからネ。
これから試合をしていく中で修正すべきところを修正していってもらうしかないですネ。
アーリークロスも間違いではないですがそれ一辺倒となると効果はありませんから、早くいろいろなバリエーションを作ってそれを高いレベルで実行出来るようにしてもらいたいです。
まだこのチームになってからそれほど時間は経っていませんし、プレシーズンマッチもテストが出来たと感じるのも正直Valencia戦くらいしかありませんでしたからネ。
これから試合をしていく中で修正すべきところを修正していってもらうしかないですネ。
アーリークロスも間違いではないですがそれ一辺倒となると効果はありませんから、早くいろいろなバリエーションを作ってそれを高いレベルで実行出来るようにしてもらいたいです。
Profile
HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
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