案外神経の図太い爺さんだったのかも

Hodgsonのコメント。
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West Brom公式サイトより
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今日はWest Bromの話をしましょう。Liverpoolで何が起こったかを話すつもりはありませんよ。

Liverpoolがあらゆる成功を掴んでくれることを願っています。あのクラブは素晴らしい人々がいる素晴らしいクラブです。ですがそれは過去の話です。


私はこの仕事に就いてほぼ36年になります。そして36年も働けばとても多くのことを学ぶものです。
私は仕事に伴うものは何かを知っていたいと思いますし、West Bromの選手がチームとしてより良くなるための手伝いをしたいと思います。

クラブがシーズン中に監督を交代させる時はいつもリスクがあります。新たに就任する人間は、自分と異なるやり方をする監督と働いた選手たちを受け継ぐんですからネ。
時間は掛かりますよ。選手に振りかけて、より良くすることの出来る魔法の杖や砂金は無いのです。
トレーニング場で努力し、試合会場でそれを上手く取り入れることが出来れば、より良いチームになることが出来ます。

ゴールに到達するためにする仕事には運も少し必要です。
それはFulhamも同じでした。

我々が生き残った年、試合では非常にハードな仕事をしました。ですが我々には自分たちを降格ラインの上に引き上げる運も必要でした。

この仕事はタフな仕事ですが、そうでない仕事はありますか？
誰もが降格したくないと思っています。我々は降格したくありませんし、周りのチームもそれは同じです。
降格するのは我々ではないということをはっきりさせるための試合が12試合あります。
世界中で話題になっていることは全て、ほとんど違いがありません。それは出場機会を与えられた選手たち、そして彼らが手にする結果次第です。

今日彼らと90分間の練習をして、土曜日に彼らを90分見ていました。降格を避けられるかどうかという質問には答えられません。
分からない…そう思いたいのですが、大胆な発言をすることは愚かです。West Bromの試合はテレビで見ていましたが、彼らをジャッジするサンプルとしてはあまりに短いですネ。

リーグ戦が通常よりタイトだということは分かっています。ですが下位においてはいつもよりタフだとは思いません。いつも4クラブか5クラブが関わっていますよ。

(3点リードしながら結果的には3-3に終わった土曜日のWestHam戦について)
土曜日は私もみんなと同じように落胆しましたよ。私に共に感情的になる権利がなかったとしても、後半はそう感じました。
ハーフタイムの時点で試合を占有していたのにそこからそれを逃してしまうのは嘆かわしいことです。
私の土曜日の夜はDan AshworthやMichael Appletonほど悲しいものであったとは思いませんが、それでも幸せなものとも思えませんでした。

Premier Leagueの試合は全てビッグマッチです。
ダービーマッチはとにかく素晴らしい試合にスパイスを利かせてくれます。全員にさらにプレッシャーを与えてくれますネ。

ですがここのサポーターたちは、私が長年見て来たものからすると、正しい人々です。
彼らはクラブに対してベストを要求します。こういう試合のために仕事に就く私の立場に、ある種の思いやりを持ってくれることを私は期待するだけです。
彼らが過去にジャッジしてきた多くの試合と同じくらいの情けを持って我々のパフォーマンスをジャッジしてくれることを期待するだけですよ。

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Sky Sportsより
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(Torresの移籍について)
Torresが5,000万ポンドで移籍したことに驚いたかどうか？いや、私は移籍金については全く驚きませんでしたよ。
我々は比較することが役に立たないステージに到達しました。選手が非常に優秀で、その選手を手に入れたいと思うのであれば、価格がどうであっても支払います。

価格が5,000万ポンドであれば5,000万ポンドを支払うのです。Fernandoは傑出した選手ですし、非常に良い人物です。Chelseaでとても上手くやると思いますよ。
彼はクラブを去って満足していると思います。私は彼からメールをもらいましたよ。


(Liverpoolの監督を解任されたことについて)
もちろん傷付きましたよ。クラブが仕事を続けることを望まない決定をする度に、傷付くのはもちろんのことです。

それ以上のことを言うのは愚かなことです。

仕事を受けた時から、少しリスクを負うことになるということは分かっていました。オーナーシップの変更がありそうでしたからネ。それによって私はかなり哲学的になりました。

Liverpoolはとても良い人たちのいる素晴らしいクラブで、選手たちは共に働く上で非常に優秀でした。彼らが良い結果を手にするのを見れば満足です。後悔はしていませんよ。

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Hodgsonの現場復帰は「早くて来シーズンから」と勝手に思い込んでいたので(苦笑)、少しビックリしました。
解任間際の試合で見る表情は非常に重苦しかったので、しばらく充電するだろうと思っていましたからネ。
北欧を中心にクラブを渡り歩いてきた実績は伊達では無いと言うことでしょうか？案外神経の図太い爺さんだったのかも知れませんネ(笑)


しかし事この時に至って、降格圏を彷徨うWest Bromとは…。
ある意味Liverpoolよりも困難な仕事を引き受けたように思います。
Fulham就任時もWest Bromと同じような状況でしたし、こういうハイリスクな仕事が好きなんですかネ、Hodgson爺さんは(汗)

26試合51失点の今季リーグワーストの失点数であるWest Bromをどうやって立て直すか。
Hodgson爺さんの手腕に注目したいです。


そして恐らくLiverpoolに対して言いたいことは山ほどあるのでしょうが、口をつぐみ大人なコメントを残してくれるところは本当にありがたいです。
4月2日のLiverpool戦までにチームを立て直して、良い試合をしたいですネ。
お互い負けたらシャレにならない状況に追い込まれる試合になってたりして(汗)