vs Chelsea

Stamford Bridge陥落!!!!
いやぁぁぁァァ、とうとうやってくれましたネッッ！

今やPremier Leagueナンバー1に登りつめたと言っても良いChelseaを相手に見事勝利を収めてくれました。

Liverpoolのボールポゼッションは37%程度だったそうですが、そんな感じのしないような試合展開。
後ろに重心を置いたような重たいディフェンスからカウンターという戦術はBenitezらしくなく少し驚かされましたが、今シーズンのLiverpoolはいろいろなバリエーションを持っているんだなと実感しました。
確かに相手にボールを持たれていたのかもしれません。ですがゴール付近ではCarragherを中心とした気迫のディフェンスでChelseaの猛攻を防いでくれましたネ。
試合時間が進むにつれ、Chelseaが焦り、イラついていたことが、昨日のLiverpoolがいかに凄かったかを物語っていたと思います。
試合後のCarragherはホントに疲れた顔をしていました。

Hyypiaがいる安心感

まずはHyypiaのコメントです。
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僕は常にコンディションを整えていますし、出場する準備ができています。

Skrtelのケガはとても不運ですネ。彼はとてもいいプレーをしていましたから。
ディフェンス面で言えば、Danielと僕は試合にあまり出ていませんでしたから、リズムに乗るにはある程度時間が掛かるかも知れません。ですがうまくいけばそれほど時間は掛からないでしょう。

もちろん選手はみんな試合に出たいと思っていますし僕も同じです。毎日一生懸命練習しても試合日になると家にいるか、スタンドに座っているか、ベンチに座っていたらフラストレーションも溜まりますよ。
そういうことに僕は慣れなければいけませんが、問題はないと感じていますし、プレーするチャンスを待っています。チャンスに備えていいプレーができるよう準備しておきたいですネ。

(Chelsea戦は)敵地に行って良い結果を得られるんだという自信を持って臨まなければいけませんネ。今までStamford Bridgeではあまりポイントを獲得していませんが、現在彼らと同じ順位にいますから今回はポイントを獲ることが重要ですよ。
昨シーズンは0-0のドローでしたし、日曜日もそうなれば良い結果と言えるでしょうが、僕たちは勝つために敵地に乗り込むんです。
Chelseaには勢いがあることを頭に入れておかなければいけませんネ。彼らはたくさん得点していますし逆に失点はしていませんから、自信に充ち溢れているでしょう。
タフな試合になるでしょうが、フィジカルで彼らと戦う準備をして自分たちのプレーをしなければいけません。
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バックアッパーがこういう意識を持ってくれていれば頼もしい限りですネ。
Hyypiaのような選手がいてくれれば、例えケガ人などが出ても安心していられます。

昨シーズンAgger不在を救ってくれた彼ですが、一方で「スピード不足」と批判されていて可哀そうでした(涙)
でも彼の「読み」で防いだピンチも何度となくありましたから、彼には本当に感謝しています。

今度はSkrtelの穴を埋める役割となりますが、今シーズンも彼らしい堅実なプレーを見せてチームの危機を救ってもらいたいですネ。

90分間完璧な試合を

残念ながら、Chelsea戦はTorres抜きで臨むことになりそうです。一部ではギリギリ間に合うとの情報もあるようですが、あまり無理をしない方がいいでしょう。ハムストリングのケガは結構しつこいですからネ。

去年もアウェイのChelsea戦はTorres抜きでしたが、試合内容はかなり良い印象が残っているんですよネ。
12月から1月に掛けてドン底状態で、ようやく格下のSunderland相手に勝ってキッカケを掴んで臨んだ試合でした。Sunderland戦の力が本物かどうか試されたワケですが、結果は0-0の引き分けだったものの内容的にはLiverpoolがペースを握っていましたから安心したんですよネ。
まぁその次のBarnsley戦に敗れて大ショックというオチはありましたケド(笑)

そしてLiverpoolが4-2-3-1に目覚めたのもこの時のChelsea戦からでした。あの時の1トップはCrouchでしたネ。

常にこの両チームの対戦は1点を争うジリジリしたゲームになりますので、どちらに勝利が転がっても、またしても引き分けに終わっても不思議は無いですが好ゲームを期待したいですネ。

以下、Benitezのコメントです。

引き分けで満足

まずはKeaneのコメントです。
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今の順位には満足しなきゃいけませんネ。だって僕たちは3試合中2試合をアウェイで戦って勝ち点7を獲っているんですからネ。
Madridは試合をするにはタフな場所です。Atleticoはいいチームですからネ。ですが何とか良い結果である勝ち点を獲ることができました。

ですがまだ仕事は終わっていないんです。僕たちはそれを認識していますし、今は次の試合に集中して、あまり先のことを考えないようにしなければいけません。

得点することはいつだって良いものですが、なんとかして勝ち点3を取れればもっと良かったでしょうネ。
残念ながらそうはなりませんでしたが、全体的にみれば勝ち点1を挙げられたことに満足すべきです。結果がどちらに転がってもおかしくなかったと思いますから。

前半はいい感触を掴んでいたんですが、後半から彼らはサポーターの声援を受けて常に前に出て攻撃をしかけてきました。
だから引き分けはフェアな結果だったと思いますよ。

出場してみて、Champions Leagueは素晴らしい大会だと思います。できればもっと多くの試合をこの大会で経験したいですネ。
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Atletico戦で1点を決めてくれた彼。
Gerrardからのクロスにバックヒールのオシャレシュートをしようとして外してしまい「あれが無ければ勝てたのに」と批判される彼。
FWって改めて厳しい仕事だなと思わされます。

オシャレシュートの件については、本人からすれば別に「カッコ良く決めたい」なんて気はさらさら無く、キーパーの反応を交わすためだったんでしょうけどネ…。
FWはほら、インスピレーションが大事ですから(笑)

結局、引き分けの勝ち点1に終わったワケですが、残り3試合で勝ち点4くらい稼げれば突破は間違いないでしょうからヨシとしましょう。

それより週末のChelseaですよ、Chelsea！

勝てると思ってた

けっして良い内容と言えなかったAtletico戦ですが、Benitezは勝てると思っていたようです。
私もBenitezと同じ考えでした。

前半はLiverpoolペースで進みましたし、Agueroのいないオフェンスも然したるインパクトを与えられていませんでしたからネ。
Agueroが出てきた後半も、彼にチンチンにやられる場面はほとんど無かったんですケドネ…。うまく抑えていたと思いますよ、DF陣は。
だから何とか持ちこたえてくれると思ったんです。


ところが83分にCarragherの判断ミスから最後はSimaoにボールが渡り…。


この日の後半はほんとに良くなかったと思います。
何を怖がっているのかDFラインが下がり過ぎてしまって前線との間にスペースができ、ソコをAtleticoに突かれてましたからネェ…。
BenitezはKeaneに変えてKuytを出してきましたから、恐らくいつものように前線からの守備を活性化させたい意図があったんだろうなと思います。
でも前線からの守備をするためにはやはりDFラインを上げてコンパクトにしておかないと意味が無いんですよネ。