黒子役に満足するな

Spearingのコメント。
==============================

前半の僕たちのプレーは常に僕たちがやる必要のあるプレーです。
僕たちは次のWolves戦の前に1週間フルでトレーニング出来ますし、同じファイトを見せて、ダービーで見せた強い願いを見せることが出来れば、また試合に勝てるでしょう。

地元の人間にとってダービーはとても大きな試合ですし、僕がチームの一員になれることを証明出来たんじゃないかと思います。

トレーニング中に監督から僕がチームに入ることを告げられて、僕が試合に出れることが分かりました。正直に言うと少しショックでしたが、ずっとハードワークをしてきた結果ですし、きっとまたチャンスを与えてもらえると思いますよ。

前半の僕たちは本当に良いプレーをしましたし、Raulが僕たちのために素晴らしいゴールを決めてくれました。ハーフタイムまでに3、4点追加することも出来ましたが、Tim HowardがEvertonの試合を終わらせず、素晴らしいセーブを何度か見せたと思いましたネ。

後半開始から5分間、僕たちは勢いを失ってしまいましたし、それを保つ余裕は持てませんでした。
コーナーからああいう形でゴールを許すべきではありませんでしたし、あれは正さなければなりません。
僕たちは2-2にするために力を見せましたし、そこから試合終了まではEvertonを上回っていました。ですが勝利を掴むことは出来ませんでしたネ。僕たちはもっと報いられるべきだと思いましたよ。

==============================

Spearingの先発はとても驚きました。リザーブマッチを監督とコーチが真剣に見ていたのはこのためだったんですネ。
いくら地元出身の選手だからと言って力が無ければ先発出場はあり得なかったでしょうから、スタッフから見て充分にやれるという評価を受けたんだと思います。
そしてEverton戦ではその評価に応える活躍を見せてくれたと思います。

終盤に出場したShelveyや、今回は残念ながら出場できなかったPachecoもそうですが、こうやって若手選手を積極的に起用してくれるところは嬉しいですネ。
なにせBenitez時代からなかなか彼らが陽の目を見ることがありませんでしたから(苦笑)


これから先もチャンスを与えてもらえることを願っていますが、いつも言うようにCMFは激戦区。
Gerrardが復帰して来ればチャンス激減は避けられないでしょう。

そんな中彼がレギュラーに近付くためにお願いしたいのは、今以上に早く正確なパス回しの出来る選手に成長してもらいたいということです。

Everton戦では守備でも攻撃でも卒なくこなしてくれました。これはこれで素晴らしいことなのですが、ここからさらに一段成長するためにも一本のパス には拘ってもらいたいですネ。せっかくチームのセンターを務めるんですから「黒子役」に満足するのではなく、チームをオーガナイズする役割を担って欲しい です。

何本ものパスがSpearingを経由して前線に供給される試合をいつか見たいですネ。