シンプルな問題だったのかも

Kennyのコメント。
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─　おめでとうございます、Kenny。再びLiverpoolFCの正式監督に就任したことをどう感じていますか？


今回の機会を与えられたことにとても喜んでいますよ。1月に我々が復帰した時にはその先について誰からも何の約束もありませんでした。ですから私にとって今回は理想的な機会となりましたし、私にすべきことがあるのだということを表していますネ。
以前にも我々が言ったように、優秀な人物であるRoyが職を失う中で状況は理想的ではありませんでしたが、それは私の決断ではありませんでした。

彼らは私に監督になり力を貸すよう求めて来ましたが、私には何のためらいもありませんでした。我々はクラブに加わり何とか上手くやったので、この仕事を正式にやることを受け入れられるかどうかを彼らが聞いてくれたのです。ですから私にとって、これまでして来た仕事で最高の報いを受けるべきは私ではなく、SteveやSammy、選手、そして観客、オーナーを含めたクラブにいる他のみんななのです。

我々は自分たちが団結して共に努力をすればより良い結果が簡単に生み出せるんだと最初に述べましたし、それが結果が改善された一番の理由だと私は思います。みんな団結していましたからネ。数多くのポイントを得ることでその報いを我々は受けましたよ。

この仕事に加わることを私はとても楽しんでいます。みんなを笑顔にするのも楽しいですが、それは私がしたことではありません。ここまで来るために誰もが我々を助ける大きく貢献をしてくれました。



─　これほどの短期間でここまでクラブを前進させることが出来たことについて、この数か月はあなたの予想をはるかに超えていたのではないですか？


いいえ、毎試合出来る限りのベストを尽くすんだということを除いて我々は何の予想もしていませんでしたよ。私は何の目標も立てていませんでしたが、間違い なく我々は改善しなければなりませんでしたしそれを実行しました。まだシーズンは終わっていませんし、まだこれから2試合残っています。同じ考えをもって 臨みますよ。
我々には出来る限りのものを手にしたい試合が日曜日に控えているのです。



─　1月にあなたは順位表のボトムハーフに沈む結果に喘いでいるクラブにやって来ました。これほど素早く状況を好転させるためにあなたはどういうマネージメントをしたのでしょうか？


全員が一体となったから我々は前進したんですよ。そして我々が1つのユニットとなった時に1つのより強い力となったのです。間違いなくピッチ外でのIan AyreやDamien Comolliの就任は僅かな平穏や僅かな権威をもたらすことに役立って来ました。彼らは優秀な人間であり、それが力となりました。優秀な人間をクラブで 働かせ始めれば、それは常に力となるのです。



─　この数か月で達成して来たことを考えて、これからのLiverpoolが抱えるものにあなたはどれほど興奮していますか？


我々がそこに興奮していなければ、それは達成出来なかったでしょうネ。
いかなる予測もするつもりはありませんよ。我々は自分たちのしたことに報いを受けて来ましたが、ここに辿り着くために我々は本当に一生懸命に努力をしました。それを続けていけば、我々はさらなる報いを受けるでしょう。
ですがそれを考えている余裕はありませんよ。我々は来シーズンに向けてより力強いフィニッシュをしようとしているのですから。
試合が終われば、そこで受けるに値するものは何でも手に入りますし、次の試合に向けて前進するのです。我々にとっては同じことですよ。
来シーズンに向けて自己満足することはありません。今年起こしたこともありますから、有頂天になるべきではありません。我々はLiverpoolが常に あったようになるべきですし、それは他の者へ敬意を払うことですよ。もしすべきことがあるのなら、我々は人知れずそれを実行して出来る限りのベストを尽く しますよ。



─　我々には今シーズンまだ最後の数日を残していますが、新しいシーズンに向けた計画はすでに裏側で行われているのでしょうか？


選手がトレーニングに戻って来る時に対するものは行ないました。唯一違うことは、計画されていることを引き継ぐために誰が他の人間が来ることはないということですよ。



─　あなたは若手選手数人をチームに本格的に入れていますが、彼らのパフォーマンスについて最も印象を受けたことは何でしょうか？


若手選手たちは素晴らしかったですネ。数人がここへ来て練習をしましたし、彼らが自信を失うことはありませんでした。彼らは常にアカデミーの誇りをもって プレーしていましたよ。それは本当に報われるものですし、Rodolfo、Pep、CoopsそしてFrankは報われるべきですネ。
フットボールクラブにとって若い選手が上がって来ることは常に新鮮なことですし、彼らが上がって来て共にトレーニングするのを見ることをファーストチームの選手たちは楽しんでいますよ。それが彼らを力付けてくれますネ。我々はアカデミーに喜んでいますよ。
(アカデミーリーグでWolvesに引き分けて)プレーオフに進めなかったことに我々は落胆していますが、みんなが選手を奪っていたから進むことが出来な かったのです。我々はリザーブチームに2人を上げ、イングランド代表に3人取られていました。ですから彼らがプレーオフに進むのは難しい要求だったので す。試合日程がもう少し常識の範囲であれば、彼らはもっと良いプレーが出来たのでしょうが、我々はRodolfoや選手たちがグループリーグを突破できな かったことに落胆しているだけです。
彼ら自身のことについては落胆していませんよ。



─　ファンはあなたに対して素晴らしいサポートを見せてくれています。それに対してどれほど誇らしく感じていますか？


それは私自身に対してだけではありませんよ。サポーターたちは私がここで過ごしていた頃からずっと素晴らしい存在であり続けました。このクラブにいる時 も、BlackburnやNewcastleの監督として戻って来た時もネ。私は常にサポーターから良い扱いを受けていましたし、今彼らが笑顔でいられる ことをさらに嬉しく思っています。以前結果の出ないチームを見ていた時は選手や監督を含むみんなが落胆していましたからネ。サポーターはプライドを僅かに 取り戻して笑顔を浮かべています。選手たちはピッチ上で素晴らしいフットボールをしていますが、私からすればその誇りは私ではなくファンが受けるですよ。



─　今回のニュースにワクワクするファンの皆さんに対してメッセージはありますか？


私を支持してくれたことにとても感謝しています。我々全員が一体となれば誰もが手にする報酬を見せられると思います。サポーターは選手たちを支えることでやるべきことを果たし、選手たちはファンを力付けようとすることで自分たちのやるべきことを果たしています。
お互いが一体となって努力すれば、それは素晴らしい融合となりますよ。そこに加えて我々はクラブを前進させ、上昇させるためにしっかりと備えてくれるオーナーが我々にはいますし、我々にはバラ色の未来が待っていると思いますよ。

アカデミーには非常に有望な子供たちがいますが、同時に我々は有頂天になってはいません、周囲は来シーズン起こることを予測していますが、我々にとって最 も大切なことは来シーズン良いものを見せるんだという決意と努力を自分たちが見せることです。そうすればなるようになりますよ。



─　日曜日に勝利を収め、来シーズンのヨーロッパへの出場権を確保することで素晴らしい1週間を飾ることになりますネ。


勝てば素晴らしいですネ。勝つつもりが無いと言うことはありませんが、この2試合の結果が上手く行かなくても選手たちがこれまで実行してきたことに対して 名誉を得られないのであれば、それは間違っていることだと思いますよ。彼らは素晴らしいプレーをして来ましたし、おそらくみんなの期待を上回っているで しょう。ですから大きな賞賛を受けるに値します。これからの2試合で我々はベストを尽くしてポジティブな結果を手に入れいますよ。

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Kennyの口から何度も出て来た"together"という言葉。
テクニックや戦術よりもチームの団結や一体感というものを何より大切に思っているのでしょうネ。

そしてその考えはチーム内にすでに浸透しているようで、選手たちの口からも良くそのような言葉が聞かれるようになりました。

ほんの数か月前は糸口すら見つからないほどのどん底。
それがまるでただの夢だったかのようなあまりの変貌ぶりには正直驚かされましたが、Dalglishにとってはいたってシンプルな問題だったのかも知れないなぁと思いました。