相手に何もさせなかった

現実と半歩ほど遅れている状況が続いていますが(苦笑)、Sheffield United戦後のKloppの会見でのコメントです。

Kloppのコメント。
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─　パフォーマンスについて

本当に良い試合を目にしました。Sheffield Unitedに対してやらなければならない方法で正確にプレーした試合でしたね。我々はたくさんの試合を見ましたし、ここにいる人のうち数人は恐らくSheffield Unitedのジャーナリストかいつも彼らのことを書いている人なのでしょうが、2019年はこういう試合は多くなかったと私は思います。今夜選手たちがやってくれたことは最大で最高のものでした。選手たちは相手に何もさせませんでしたし、相手にとっては守るのが本当に難しい試合でしたね。
ですが我々は本当に良くやりました。パスワークは本当に良かったですし、相手のラインを壊していましたし、我々のポジショニングは最高でした。オフェンスの場面での統制は素晴らしかったですね。
相手が準備して来たやり方ではカウンタープレスを仕掛けるのが難しかったです。相手はファーストボールを2人のストライカーのうちの1人にすぐに入れていましたからね。ですがそれでも我々の反応は本当に良かったです。センターバックの2人は集中していましたし、Hendoは全体的に際立っていましたよ。

相手の時間帯もありましたが、我々が不用意なパスを出し始めた75分か80分の当たりまでは相手に全く何もさせませんでした。相手は80分までポゼッションを捨てる形を変えず、ずっとチャンスを待ち続けていましたね。我々は再び集中力を取り戻し、恐らくは度を超すほどに試合をコントロールしました。非常に良くやってくれましたね。

─　Premier Leagueで1年間無敗を続けたことと、まだチームに成長の余地は残っているのかどうかについて

成長の余地があることは分かっています。これからそれに対してどのように対処して行くかということは大きな見出しにはなりますが、それが他のチームにとっての脅威となるとは思っていませんからどうでも良いことですね。我々は自分たちのことを気にするだけです。我々はもっと上手く出来ますし、やらなければなりません。ですが直近の試合よりもかなり良くなった部分を私は目にしました。それは例えば助けとなってくれるようなものであり、今夜に関しても大いに助けとなってくれました。ドレッシングルームではパーティ気分のようなものなどはありませんよ。
それには2つの理由があります。1年の中でも今は本当に厳しい時期ですから、今夜外に出て飲みたいなんて奴はいませんし、選手たちは全員ベッドに入る時が幸せだからです。私だってそうですよ。それにこの選手はもっと上手くやりたいと思っていますし、それぞれ個々の場面ではもっと上手くやらなければならないということを分かっていますからね。
ですが今夜の我々のパフォーマンスは全体的に本当に良かったです。本当に良かったですし、率直に言って私をとても満足させてくれましたね。

─　日曜日に行われるFA CupでのMerseyside deerbyに向けたチーム選考について

それは明らかにはしませんし、Carlo Ancelottiにラインナップを伝えるつもりはありませんよ。ですが自分が正しいと思ったことはやるつもりです。いくつかは自分自身で決断できますし、そうするつもりです。そしていくつかはメディカルチームが私に伝えてくれます。それは現時点ではラインナップがどうなるかは分からないということですが、現時点での我々のベストラインナップになるでしょう。今回の試合では私が知っていること、確信していることは、Calroは大幅な変更はして来ないだろうということです。彼らはすでに本当に良いスタートを切りましたし、今回はここ数年無かったAnfieldでの勝利を手にする機会があります。彼らにとっては大きなチャンスですよ。ですが我々はフレッシュな選手を出すことになるでしょうし、我々に必要なのはサポートです。彼らは昨日プレーし、我々は今日プレーしました。唯一我々にあるアドバンテージはAnfieldで試合が出来ることです。我々は最初の1秒からサポートを必要としていますよ。それがどう作用するかその時に分かるでしょう。
今夜はタフな試合でしたし、適切な決断が出来ることを確認しなければなりませんでした。次の試合でも出来ることを願っていますよ。

─　Jordan Hendersonの最近のパフォーマンスについて

まずはこのままであって欲しいということです。確かに彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。際立っていましたよ。GiniとHendoは最も多くの試合に出ていますから、彼らのプレーはただ信じられません。全く信じられませんよ。それを当たり前のことだとは少しも考えていません。我々の中にJordan Hendersonのクオリティを知らない者がいるとしたら私にはどうすることも出来ませんよ。Hendoはパーフェクトな選手かと言えば違います。他にそういう選手がいるか知っているかと聞かれても私は知りません。彼は我々にとって信じ難いほど重要な存在かと聞かれればそうですよ。彼は6番のポジションを好んではいませんでした。Fabinhoがいかに優秀かを彼が知った時にはね！
2、3週間前、彼がそのポジションで素晴らしいプレーをしていた時に聞いたんです。「本当にそのポジションは好きじゃないのか？」とね。彼は笑っていましたよ。その前にはセンターハーフのポジションでもプレーしていました。Gareth Southgateが彼と今どんなことをしているのか、どのポジションでプレーしているのかは正確には知りませんが、そこにいくつかのオプションがあることは間違いありませんよ。

キャラクターとメンタリティが人生において常に助けとなりますし、今回のケースは特にそうですね。私にとっては1人の人間のポジティブな面を話すのは難しいだけです。私は常に他の選手のことも話さなければならないと感じていますからね。私はそれが当たり前のことだとは少しも思っていません。我々には13人の大人の選手がいますが、今夜の試合を経て12人になってしまいました。Takumiが来てくれてまた13人になります。Nat Phillips…Premier League出場経験の無い22歳の彼を数に入れたければ、少なくとも1、2週間経てば14人になりますね。それは我々が確認しなければならないことです。
私が日曜日にどのラインナップを選ぶかについて述べたのはそういう理由からです。今の時点では誰になるのかは分かりませんが、誰がLiverpoolのシャツを着ることになっても、試合に出たければピッチに魂を込めなければなりません。我々は100％そういう選手の声を必要としているんですからね。

─　Chris WilderとSheffied Unitedについて

前にも言いましたが、彼らについては尊敬することしか出来ません。以前Chris Wilderのことを知らないと言った時のことが無礼に聞こえてしまうのは良くありません。私は対戦相手のことを全て知ることで充分なのです。Championshipにいるチームだと何試合か見ることは出来ますが全試合見るのは不可能ですよ。
相手の特別な選手配置や戦術などについて耳にしていましたが、試合を見たのは1、2試合です。
それが私が言いたいことであり、本当に異例で信じられないようなことでした。Chrisにとって重要なことは、私にとっても非常に重要です。完璧なものはありませんよ。彼は完璧なものが無いことは分かっています。今夜我々は相手が苦労するようなプレーをしました。とても良くやりました。ですが簡単ではありませんでしたし、Sheffieldの地でこれ以上良いプレーをするのは無理です。完璧なシステムなどありません。我々は持っていませんし、Chrisも持っていません。それはただ可能な限りの試合を勝ってチームを助けてくれるシステムというだけであり、選手たちが非常に上手くやってくれたということです。本当に良いプレーをしていた選手も何人かいましたね。
試合前に彼らのこれまでのことなどを少し見ました。
どのくらい下部リーグにいたかは私には分かりませんが、そこでプレーして来た選手たちの本当に素晴らしいストーリーですし、そこでChrisやチームと共に辿って来た道のりは非常に素晴らしいものですよ。
先ほども言ったように、私には彼らのことを尊敬することしか出来ませんね。

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Brades戦は本当に素晴らしい試合でした。
好調チームを相手にして完全に沈黙させるような展開になろうとは思いもしませんでしたね。
終始ボールをポゼッションして優位に立ち、ボールを失っても中盤でのフィルタリングが完璧で相手にチャンスすら作らせませんでした。

相手に問題があったと言うよりもただただLiverpoolが強かったと言うべき試合だったと思います。

まさに充実一途のLiverpool。1月もこのまま乗り切ってしまうようであれば、タイトルは5月を待たずして決まってしまうかも知れませんね。