我々自身で難しくしてしまった

Kloppのコメント。
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─　勝利を収めたことと、いかにしてそれを手にしたのかについて

勝利のためにプレーしなければならなかったということです。
結果的に我々は本当にハードな戦いをしなければなりませんでした。もっとこの試合を早く終わらせられる可能性もありましたし、そうすべきでした。そのチャンスは間違いなくありましたね。チャンスを作れない時間帯もありましたが、普段であれば100％チャンスに出来た場面もありました。何度かRobboをタッチライン際に置いて素晴らしいプレーを見せましたが、そこからフリーの選手を見つけられなかったり、相手ディフェンダーにブロックされたりしてしまいましたね。そういう場面ではもっと上手くやれたとは思いますが、わずか1-0の試合でしたからそうなってしまうのも当然ですよ。Tottenhamのようなチームを相手にゴールを決められることはなかったものの、ある場面では結果的に運が必要となりましたし、他にも2、3度Aliが止めてくれた場面がありましたね。
72分か73分までは我々が77〜80％のボールポゼッションをしていたと思いますが、カウンターアタックの能力が高いことで知られる相手選手たちがいる中で、ボールをポゼッションするのは大きなチャレンジになりますよ。

本当に激しい試合でしたが、我々は3ポイントに値していたと思います。これまでプレーして来た中でベストという訳ではありませんでしたが非常に良い試合ではあった思いますし、先ほども言ったように試合の多くの部分で本当に良いプレーが出来ていましたし、結果的にしっかりと戦えていました。だから全て良かったですよ。

─　Firminoのパフォーマンスとゴールについて

試合後に彼の方に向かってハグをしようとしたら、彼はそれを止めて先に話をして来ました。そして「もっと自分がゴールを決めなければならなかったのは分かっています」と言ったのです。私はそんなことを伝えようとしたのでは全く無かったんですけどね！恐らくそれは事実なのかも知れませんが、全くそうなのかは私には分かりませんでしたよ。彼は最初のチャンスですぐに決めるべきだったのかも知れませんね。あれは素晴らしいプレーでしたし、その後ゴールキーパーに当ててしまったり、Oxladeもポストに当ててしまったりしていました。確かに彼はスーパープレイヤーです。スーパーですよ。こう言ったのは初めてではありませんし、きっと最後になることもないでしょう。とても印象的なパフォーマンスでしたね。

─　Liverpoolが21試合消化時点での最高ポイントを記録したことについて

私は本当に適切な方法で対応しようとしていますが、誰かが私に聞いて来た時は何も感じませんでした。そういうものは全くありませんでしたね。私は50年ほどフットボールの世界にいますが、もし誰かがこの先今回のようなことが起こるよと言われても、それは不可能だろうと恐らくは答えていたでしょうね。現実にそれが起こっても何も感じません。私の何が悪いのかは分かりませんが、記録自体は本当に素晴らしいですし、異例のことですね。
選手たちに伝えたのは、もっと上手くやるべきところや、上手く出来たかも知れないところという試合後の分析結果でした。ですがもちろん、今回のような連勝記録が容易に達成出来るのであれば、もっと多くのチームが達成していたでしょう。
非常に異例のことではありますが、我々が試合前に記録を意識したことは少しもありませんでしたし、私も意識しませんでした。試合が終わった後に誰かが私に思い出させてくれなければなりませんでしたよ。
とても異例のことですが、このままそれが続くのであれば、私はこれからの5年間のこと、そしてさらにその先のことも考えることが出来ますね。

現時点で言えることは、我々が全力で取り組もうとしているのは残りのシーズンに向けたベースを作るということです。まだ残りのシーズンはかなり長いですし、タフな試合をしなければなりません。次の試合は特にタフですし、我々はそれに向けた準備が出来ていることを確認しなければなりませんね。
今日は難しい試合でした。得点が出来ず、少し我々自身で難しくしてしまったところがありましたね。ですが他のチームの能力を忘れたり、過小評価したりすることはありませんよ。今回のように試合の中で相手が力を取り戻すのは普通のことですし、わたしはとても満足しています。
それにこのスタジアムは素晴らしいですよ。このスタジアムを建ててくれた人に感謝します。アウェイのドレッシングルームとしては恐らくリーグ最高でしょうからね。このスタジアムを計画してくれた人に感謝します。他のクラブであれば、自分たちのスタジアムを改修する際はアウェイチームのドレッシングルームは小さくしてしまいますからね。ここは異例です。感謝しますよ。

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Tottenhamが戦況に応じてフォーメーションを変えて来たこともあって本当に難しい試合になりましたね。

Liverpoolとしては開始早々のFirminoのチャンスでゴールを決めていればもう少し楽な試合運びが出来たかも知れませんし、Tottenhamとしては終盤のSon、Celsoのチャンスで得点出来ていればLiverpoolからポイントを削ぎ落とすことが出来ていたかも知れません。
1-0の結果が示す通り、非常に拮抗した試合だったと思います。

そしてこういう試合を取りこぼさず、しっかり3ポイント積み上げることが出来ているからこそ、21試合61ポイントという史上最高の成績を残すことが出来ているのでしょうし、ここに来てリーグ戦6試合連続クリーンシート達成出来ていることが、この記録を下支えしてくれていることは間違い無いでしょう。

12月から続く過密日程で負傷者も増えて少し不安にもなりましたが、失速するどころか盤石の戦いが出来ているのは本当に素晴らしいですね。